連続テレビ小説「あさが来た」(NHK総合ほか)が4月2日に迎えた最終回の視聴率が27.0%になったことが明らかになった。全156話の平均視聴率が23.5%になり、'02年に放送された「さくら」の平均視聴率23.3%を上回り、今世紀最高記録となった(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ・関東地区。以下同)。
「あさが来た」は幕末から明治にかけ活躍した実業家・広岡浅子をモデルにしたストーリー。歴史上の人物として知られる五代友厚をディーン・フジオカが演じ、夫役の新次郎は玉木宏が演じて話題となった。
初回視聴率は21.2%で始まり、最初は18、19%と低迷するかに見えたが、10月13日以降は常に20%超えをキープ。最高視聴率は12月4日放送の27.2%だった。
ヒロインを務めた波瑠は放送を終え、「皆さん、最後まで連続テレビ小説『あさが来た』を見守ってくださって本当にありがとうございました。『見ていると元気が出ます』と言っていただけるこの朝ドラに出演できて光栄に思います。
私自身、とても貴重な経験をさせてもらいました。放送は終わってしまいましたが、びっくりぽんなこの物語が、皆さんの心の中でいつまでも生き続けますように。ありがとうございました」とコメントした。
4月4日から「あさが来た」のバトンを受け取った高畑充希主演の「とと姉ちゃん」がスタート。戦後、焼け野原になった東京で“魂のパートナー”花山伊佐次(唐沢寿明)と共に女性のための生活総合誌「あなたの暮し」を創刊する女性・常子の活躍にも期待だ。
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