田辺誠一が人生の最後に食べたいものを告白!

2016/05/11 05:00 配信

ドラマ

「最後のレストラン」で田辺誠一が初のシェフ役を熱演中!(C)NHK

NHK BSプレミアムで毎週火曜に放送中のプレミアムよるドラマ「最後のレストラン」(夜11:15-11:45)。藤栄道彦の同名コミックを原作に、田辺誠一演じるシェフ・園場凌(そのばしのぐ)が、現代にタイムスリップしてきた歴史上の偉人たちの無理難題なオーダーに応え、彼らの人生の最後を飾る一品を出していく姿を描く。主演を務める田辺は、今回初めてのシェフ役を務める。

シェフの制服について「役になりきれて、気持ち良いです。撮影の合間で休んでいると、厨房(ちゅうぼう)の人が休んでいると思われたようです(笑)」と明かし、なじんでいる様子。また、「シェフとして清潔感を持とうと、爪を短くしようと心掛けました」と細部にわたる役作りにも余念がない。

鈴木浩介演じるレストラン“2番手”の面津駆(めんつかける)とのやりとりについて「浩介さんとはもう何度目かの共演で、何でも受けてくださるお芝居をしていただけます。キャスティングを聞いた時から、とても安心感がありました。他の皆さんも芸達者で、現場がスムーズでした。僕が何かやると、言わなくても対応を変えてきてくれて、本当に助かりました」と撮影を振り返る。

歴史上の人物と現代人が一緒の空間にいるという、今回のドラマ設定について「現場に入ると既に歴史上の人たちがおられて…(笑)。不思議な設定でした。

ただ、僕たちは歴史上の人たちがたどる運命が分かっているので、彼らの行動が理解でき、目の前でお芝居すると偉人たちの思いがビシバシ感じられ、よりリアルに感じられました。

世界観は独特ですが、食べることは生きることです。歴史上の偉人たちが最後に食べる物が、彼らの人生のテーマなのかなとも思えました」としみじみ語った。

田辺自身が人生の最後に食べたい物に関しては「豚の生姜焼きが食べたいです! 欲を言えばグリーンピースご飯もあれば…」と告白。

もし家に歴史上の人物が訪問してきたら「びっくりしますよね。原作では忠犬ハチ公が来る回があります。ですので、忠犬ハチ公が来たら、どうおもてなししようかなと考えると楽しいです!」と笑みを浮かべた。