ことし1月から3月にかけて東京、名古屋、福岡、大阪で上演された舞台「The Love Bugs」が、WOWOWライブで放送されることが決定した(8月放送予定)。
岸谷五朗と寺脇康文により'94年に旗揚げされた演劇ユニット「地球ゴージャス」は、劇団ではなく、岸谷と寺脇以外のメンバーは固定せず、ゲストを迎えて行う“プロデュース公演”というスタイルで作品を上演している。
そんな彼らが、昆虫の世界を舞台に“命と愛”をつづる小さくも壮大な物語「The Love Bugs」を上演。巨大な葉や枝を配したポップな舞台美術、昆虫モチーフのカラフルで美しい衣装や独特のヘアメークで登場したキャスト陣に、幕開けから一気に“小さな世界”に引き込まれる。
出演は、数々の映画やドラマで活躍し、舞台では'10年に史上最年少でミュージカル「エリザベート」のトートを演じ、第65回文化庁芸術祭演劇部門新人賞を受賞した実力派俳優・城田優を筆頭に、元宝塚歌劇団花組トップスターの蘭寿とむ、今作品が初舞台となった大原櫻子ら豪華キャストがそろい、岸谷と寺脇の作る世界を華やかに彩る。
地球ゴージャスならではの一糸乱れぬ迫力の群舞や、圧倒的なコーラス、激しいアクション、社会的メッセージを含めつつも、コメディー要素を忘れないエンターテインメントの“王道”ともいえるステージだ。
【ストーリー】私たちのすぐ隣にある小さな世界。ある夜、群がる無数の影。大きなヘッドライトに照らされたその正体は、奇抜な姿に彩られた小さな世界の住人たち。
こよいは一族の予選を勝ち抜いた、種の誇りを背負った代表たちが集う伝説の祭典だ。誰もが憧れる孤高のスター・スィンクルマン(城田優)、涙を知らぬ男殺しの美女ティアラ(蘭寿とむ)、光り輝く気弱な少年ブン太(平間壮一)、そして、初めて大人の世界を知る歌と生きる少女・天娘(大原櫻子)。怪しい振付師シザーQ(岸谷五朗)や世界を股に掛ける謎の女グザベロベ(マルシア)も加わり、祭典は最高潮に。
そんな中“宿命”に翻弄(ほんろう)される一つの恋がひそかに芽生え始める一方で、人間の手によりこの小さな世界に“異変”が起きようとしていた…。
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