9歳子役・二宮慶多が沢村一樹に“モテ男術”学ぶ!?

2016/06/16 11:00 配信

ドラマ

「希望ヶ丘の人びと」収録現場で桜田ひよりと二宮慶多から父の日サプライズを受けた沢村一樹(C)WOWOW

7月16日(土)からWOWOWプライムにて放送がスタートする「連続ドラマW 希望ヶ丘の人びと」の収録現場で、主演の沢村一樹に“父の日サプライズ”が行われた。

本ドラマは重松清の同名小説を岡田惠和脚本、深川栄洋監督のタッグで映像化した作品。妻(和久井映見)を亡くした、ちょっとダメな父親・田島(沢村)とその娘・美嘉(桜田ひより)、息子・亮太(二宮慶多)が、悩みながら肩を寄せ合い、新たな生活を築いていく感動作だ。

6月19日(日)は“父の日”ということで、田島家の父役を演じる沢村へ、長女役の桜田と長男役の二宮から似顔絵のサプライズプレゼントが贈られた。

沢村は「うれしかったですね! 絵を描いてくれてるなんて全然知らなかったので驚きました」と感動の様子。

それぞれの絵をうれしそうに眺めて「慶多はさすがカンヌ映画祭の経験者だけあって、ギターも弾けて、現場で披露してくれたり、多才な子。絵を描くのもすごく好きらしくて、手紙も手作りの虹をモチーフにしたものをビーズで並べて貼ってあったり、とても凝ってるんです。わざわざ時間を作って似顔絵を描いてくれて、しかもすごくソックリ。うまいこと描いてくれたなとうれしく思います」と二宮の画力を絶賛。

桜田からのプレゼントにも「ひよりは慶多には画力では負けていますが(笑)、口の中をきれいなピンク色で塗ってくれて、やっぱり女の子なんだなぁと新鮮でうれしかったです」と実の親のように目を細めた。

プライベートでも父親である沢村は「僕は、ちゃんと父親ができているんだろうかと、思うこともありました。そういう時に『お父さんありがとう』と言ってもらえるとうれしいんですよ。父の日に『ありがとう』と言われると自分はおやじなんだなーって。きっとおやじということを自覚させる日なのかもしれないですね」とこの機会に父の日に思いをはせた。

そして、世の中のお父さんへ向けてメッセージを求められると「『みんなで頑張りましょうね』としか言えないな(笑)。このドラマで平泉成さん演じる本條瑞雲先生が『諦めずにやり続けることだ』というせりふがあるんです。子供はどんなにかわいがっても、いとおしく思っていても、伝わらないことがあります。でも諦めずに死ぬまで親子であり続けるって当たり前のことだけど、大事なことなのかなと思います」とエールを送った。

サプライズが無事成功した桜田は「基本的に似顔絵がうまく書けないんですけど、現場にいる優しくて明るい沢村さんを思い出して一生懸命描きました」と振り返った。

同じく二宮は「面白い沢村さんを思い出して描きました。沢村さんはすごい面白くて、モテる男になる方法とかいろいろ教えてくれました。女の人にサラッと『君かわいいね、すごくすてきだね』と言える人になりたいと思いました」と撮影時のほほ笑ましいエピソードを明かした。