尾野真千子&江口洋介らが遊川ドラマの舞台裏を語る

2016/06/21 20:47 配信

ドラマ

「はじめまして、愛しています。」は7月14日(木)にスタート(C)テレビ朝日

遊川和彦の脚本で、尾野真千子江口洋介が夫婦役に挑むドラマ「はじめまして、愛しています。」(テレビ朝日系)が、7月14日(木)にスタートする。

同ドラマは、過酷な条件が課せられる特殊な養子制度を題材に、これまで多くの問題・話題作を手掛けてきた脚本家の遊川が「本当の家族とは何か」という普遍的なテーマに挑戦する。

いずれもテレビ朝日の連続ドラマ初登場であり、ドラマの共演は「はじめまして」の3人が、家族の形が見えにくくなっている現代だからこそ“家族で見てほしい”いまだかつてないホームドラマの時を刻む。

そんな今夏屈指の話題作が7月11日(月)、初回放送に先駆けて「親子試写会・舞台挨拶」を実施することが分かった。主演の尾野をはじめ、江口、速水もこみち坂井真紀余貴美子藤竜也、そして脚本家の遊川が東京・EXシアター六本木に顔をそろえる予定。

イベントには4歳以上なら誰でも応募可能だが、未成年者は保護者の同意が、さらに中学生以下の場合は保護者同伴が条件になっている。

ただ、この場合の保護者は、決して「はじめまして」の人ではないと思われるので、家族の場合は絆を深める意味でも、そうでない場合は今後の人生において何か意味を持つきっかけになるかもしれないので、気軽に応募してみてほしい。

そして、ぜひ子供などから誘われたら「承知しました」の二つ返事で、EXシアターへ行ってみよう!

なお、募集締め切りは6月30日(木)深夜0時まで、詳細はテレビ朝日の公式ホームページを参照。

【第1話STORY】

自宅でピアノ教室を開いている梅田美奈(尾野)は、新しい生徒にレッスンをするが子供の様子から音楽が好きではないと悟る。「無理にやらせても、上達しない」と美奈はあっさりレッスンを終了。期待を裏切られた母親は「有名指揮者の娘だって聞いたから来たのに!」と捨てぜりふを美奈に浴びせ、帰ってしまう。

頭を下げ、引きつり気味の笑顔で親子を見送った美奈は、そのままトイレに駆け込み「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」と便器に向かってうっぷんを吐き出す。

その晩、夫の信次(江口)から、近所でゴミをあさるなど不審な生き物がいるとのうわさを聞く。しかし、美奈は10代のころから目指し、出場は今年が最後だと決めている国際コンクールの入賞に集中しており、気にも留めない。そんな中、美奈がピアノの練習をしていると自宅の庭に不審なものが侵入してくる。

恐る恐る美奈がその正体を確かめると、服も体も汚れ、無表情で何も喋らない素性は何一つ分からない男の子だった。その後、男の子は親から虐待を受けていたことが判明し、親の姿も確認できないことから養護施設に入る。

しかし、数日後その男の子は再び梅田家の庭に姿を現す。二度も自分の家にやってきたことで運命めいたものを感じた信次は、ひそかに特別養子縁組について調べ始める…。