「真田丸」謎の美女・吉野太夫を直撃!

2016/06/28 05:00 配信

ドラマ インタビュー

「真田丸」で吉野太夫を演じる中島亜梨沙を直撃!

放送中の大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)で吉野太夫を演じる中島亜梨沙が、群馬・沼田市でのトークイベントに出席。おこうを演じる長野里美、歴史好きアイドルの小栗さくらと共に“女子会”として、「真田丸」撮影の裏側や妄想トークに花を咲かせた。

作中、その妖艶さで豊臣秀吉(小日向文世)や真田昌幸(草刈正雄)をとりこにした吉野太夫は、過去2回の登場ながら存在感を放ち、元宝塚の娘役スターという中島自身の経歴と共に注目を集めている。イベント終了後、長野、小栗と共に、沼田市で開催中の「上州沼田真田丸展」を視察した中島を直撃し、イベントの感想や「真田丸」本編への再登場について聞いた。

――まずは「真田丸」展のご感想はいかがでしたか?

実は、(東京・)両国の江戸東京博物館で開催していた真田丸展にも行かせていただきましたが、ここでは、地元の方だからこそできるアピールというか、沼田を中心に深く紹介されていて見応えがありました。

でも、全体的に“信幸(大泉洋)と小松姫(吉田羊)”のカップルを推していたので、おこう役の長野さんがこの展示を見て回るというのは面白いなと思いました。それから正直に言うと、吉野太夫の展示も、ちょっとだけ欲しかったです(笑)。

――“女子会”イベントはいかがでしたか?

もう、本当に反省だらけです(笑)。長野さんも小栗さんも機転が利く方なので、私もその中で、もっと笑いを取れるようにならないといけないな…と。でも楽しかったです。来場者の皆さんは、ドレスコードで思い思いの“真田レッド”を身に着けていただいて、最年少は生後7カ月、最年長は93歳の方までいらっしゃったんです。客席に降りるとすごく楽しくて、もっと触れ合う機会があったらなと思うくらいでした。

真田丸」は、出演者の方々が各地でトークイベントを行っていますが、その中で私が行かせていただくのは「いいのかな?」という思いもありつつ、すごくうれしくて、皆さんと会えるのを楽しみにしていました。

――今回は、作中では一緒のシーンがない長野さんとのイベントでしたが、お話しされてみての感想はいかがでしたか?

そもそも、私が作中で絡む人ってほとんどいなくて、片手に入るくらいなんです。

でも、私もおこうさんのファンなので、今回ご一緒させていただいてうれしかったです。役もご本人も、すごく魅力的な方だなと感じました。お芝居の大先輩ですが、とても気さくに声を掛けてくださって、トークでは頭の回転の早さにも驚かされました。

――イベント中、「最初は1話だけの出演だと思っていた」というお話がありましたが、本当ですか?

はい、最初は第15回の1シーンというふうに伺っていて。「でも、『真田丸』に出させていただくだけでうれしいな」と思っていたら、第18回でも登場シーンがあって。「2回も出られて良かったな」と思ったら、まさかの展開でまた出させていただきます(笑)。

詳しい内容は言えないのですが、今度の登場では役者としてすごく面白い出演の仕方をさせていただきました。2回見ていただいたら、より楽しめるようになっていると思います。

――そもそもオファーを受けた時は、どういう役だと説明を受けたのですか?

木村隆文監督からは、「妖艶で、秀吉たちを手のひらで転がすような女性。頭が良くて、教養もある人」というお話がありました。でも、自分自身に“妖艶さ”といった部分がなくて、これまでもそういう役があまりなかったので、かなりのチャレンジでした。

――“妖艶さ”を表現するために意識したことはありますか?

ちょうど映画「続 宮本武蔵 一乗寺の決斗」(‘55年)で初代の吉野太夫として出ていらっしゃった木暮実千代さんが、まさに“妖艶”という感じだったので、参考にさせていただきました。吉野太夫というと、江戸時代を生きた2代目の方が有名なのですが、私が演じるのは初代なので、ある種、自分で作っていける部分があると思って演じました。

実は、宮本武蔵と会っていたと考えると、作中で登場する吉野太夫は、まだ、ずいぶん若いはずなんです。だから、妖艶なだけではなく、ちょっとあどけなさやかれんさを持ち合わせた吉野太夫にしようと思いました。でも、あどけない中に、人を引き付けたり、年齢以上に見えたりするような“女の色気”がある…そんな女性を意識しました。

――男を手のひらで転がす吉野太夫ですが、中島さんから見て今回の男性キャラクターの中で魅力的に映る人物はいますか?

私自身は、吉野太夫とはかけ離れているのですが、すごくキュンとくるのは秀次さん(新納慎也)ですね(笑)。きり(長澤まさみ)にずっと手を振っていたり、先日の「沼田裁定」の回でもその場を収めようとして江雪斎様(山西惇)に怒鳴られていたり。気弱なのですが、秀吉が利休(桂文枝)の所で寧(鈴木京香)へのプレゼントを選んでいる時には代わりに選んであげていて…ああいう男性がいいなと思います。

――あらためて、三谷さんの描く「真田丸」の面白さはどこにあると思いますか?

私もすごく歴史に詳しいわけではないですが、史実に忠実でありながら、いろいろなところに伏線があるんです。今回のイベントのために、再度見直したのですが「あ、これがここにつながっていたのか!」と思うことだらけですし、キャラクターの性格がせりふだけでなくて表情やアクションで表現されているので、歴史上の人物が実際にいた人のように見えて、感情移入できるドラマだと思います。

私も今後の展開がすごく楽しみですし、皆さんにも3度見くらいしてほしいです(笑)。一人一人のキャラクターに注目して見ていただいて、その中で吉野太夫にも注目してもらえたらうれしいですね。

――最後に今回は女子会でしたが、次にどこかでイベントをやるとしたらやってみたいことを教えてください。

先日、京都の常照寺という、2代目の吉野太夫のお墓や、彼女が寄進した門などがあるお寺に行ってきたのですが、せっかくなので吉野太夫つながりのイベントをやってみたいですね! 初代と2代目でコラボできたら楽しそうです。

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