毎週金曜夜に放送中の「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(テレビ朝日系)。官邸で働く料理人の一人・滝川を演じる古畑新之にインタビューを行い、初めての連続ドラマ出演への思いや、プライベートについて語ってもらった。
――今回、古畑さんにとって初の連続ドラマ出演ですが、最初にオファーを聞いたときの気持ちはいかがでしたか?
不安と焦燥を感じました。フランス料理を勉強したことがなかったこともあり、要求されることをできるか不安でしたね。ですが、「出演できて良かった」といううれしい気持ちもありました。
――古畑さん演じる滝川は、総料理長・清沢(高橋一生)の一派「清沢会」の料理人という役どころですが、ご自身では滝川をどのような人物と捉えていますか?
まだつかみ切れていない部分もあるのですが、自分の属している「清沢会」という組織や自分の仕事に誇りとプライドを持っている人物だと思います。ただ、あくまで現在での印象なので、この先「実は…」という展開があるかもしれないですね(笑)。
――現場では高橋一生さんと共演されることが多いと思いますが、高橋さんにはどういった印象をお持ちですか?
すごく優しい方です。ニュートラルな位置を見つけて、そこに立っている方、という印象があります。また、現場などで見ていると勘の鋭い方だと感じますね。
現場ではご一緒した回数はまだそれほど多くなく、さらに僕はすごくシャイなのですが、だんだんとお話しさせていただけるようになってきました。
――「グ・ラ・メ!―」は『政治×グルメ』がテーマですが、古畑さん自身はグルメのご興味はいかがですか?
すごく興味ありますし、普段から家でたくさん料理をしています! 最近だとローストビーフを作りました。作ってみたらそんなに難しくなかったですよ。他にはリゾットを作ったりですとか。牛すじのスープを作るときは「エルブ・ド・プロバンス」というスパイスを入れたりしています。でもおいしいかどうかはそんなに自信がないです(笑)。
先日、アンズをいっぱいもらったのでジャムを作りました。皮をむいて鍋に入れて砂糖を入れて。冷まして冷蔵庫に入れてあるのですが、「もうちょっと砂糖を入れても良かったかな…、でも入れ過ぎてもな…」と気になっています(笑)。
食事は1日1食しか食べない日もあれば、3食しっかり食べる日もあります。すごく怠惰な性格なので、「ご飯を炊いて…あとは納豆だけでいいか」って時もあったり。冷蔵庫にあるもので適当に作るときもありますね(笑)。
――夏ドラマということで、古畑さんがこの夏にやってみたいことは?
特に考えていないですね。でもプールには1回くらい行きたいかな(笑)。
――古畑さんは今後やってみたい役や挑戦したい役を教えてください。
舞台で「真夏の夜の夢」のいたずら好きの妖精・パックをやりたいです! パックはある男の頭をロバに変えてしまうなど、面白いキャラクターなんですよ。
あとは、アリスター・マクドウェルという方が書いた戯曲で「Brilliant Adventures」という作品があるのですが、とても面白くて。まだ日本では上演されていないのですが、日本でやる場合はぜひ出演したいですね。他にも、お話が面白い作品があれば出てみたいです。
――最後に、視聴者の方にメッセージをお願いいたします。
出演者やスタッフ一同で汗水流して作っているので、見ていただければすごく光栄です。
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