映画「君の名は。」など最新映画・ドラマを書籍で先取り!

2016/08/03 05:00 配信

芸能一般

テレビと書籍を共に楽しめる注目のエンタメを紹介。8/26(金)から公開される映画「君の名は。」の監督が自ら執筆した原作小説や、現在放送中のアニメ「バッテリー」(フジ)、ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」、「神の舌を持つ男」(TBS系)の原作小説がそれぞれ好評発売中だ。

アニメ史に残る傑作との呼び声も!


「言の葉の庭」('13年)など、美しくリアルな映像と繊細な心理描写で知られる気鋭のアニメーション監督・新海誠の最新作「君の名は。」。違う世界に暮らしていた瀧と三葉は、お互いの心が入れ替わるという現象に見舞われる。初めはそれを夢だと思うが、入れ替わりは頻繁になり、自分の体に戻った後も、その記憶が残るように。瀧と三葉は、謎が解けないまま、相手を自分の分身のように感じ始める。前評判では、日本アニメ史に残る傑作と語られる本作。小説版で、その美しくも衝撃的な物語を先取りしておきたい。

新海誠監督が書き下ろした小説版。瀧と三葉の一人称で物語が語られる


巧と豪の友情物語がアニメでよみがえる!


あさのあつこの原作小説「バッテリー」は、岡山県の中学校野球部を舞台に少年たちの友情を描き、大ヒットした。放送中のアニメ版でも、天才ピッチャーの巧(声=内山昂輝)が、キャッチャーの豪(声=畠中祐)と出会い、巧の病弱な弟・青波(声=藤巻勇威)も交えて、お互いを深く理解するようになっていく。

文庫の夏だけの限定幅広帯は、アニメのキャラクターが表紙に


本格サスペンスのニューヒロインが誕生!


「あさが来た」('15~'16年NHK総合ほか)のヒロイン・波瑠がフジ系ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」で本格サスペンスに挑戦。新人刑事の比奈子(波瑠)は、驚異的な記憶力を買われ殺人事件の捜査員に。心の闇を抱えた彼女は、捜査しながら、殺人そのものに魅入られていく。原作小説では、比奈子が立ち向かう事件の背景がスリリングに描かれる。

藤堂比奈子シリーズは6巻まで発売中


堤幸彦ワールド全開の最新ドラマ


大ヒットドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」('10年TBS系)の堤幸彦監督によるコメディータッチのミステリー「神の舌を持つ男」が放送中。主人公の蘭丸(向井理)と彼にほれている光(木村文乃)、謎の男・寛治(佐藤二朗)が温泉地を巡りつつ、殺人事件を解決していく。ノベライズ本でも、ボケツッコミ満載のセリフや本格派の謎解きが堪能できる。

蘭丸が恋した芸者の正体や、寛治の前歴など、張り巡らされた伏線をじっくりチェックできる


※週刊ザテレビジョン2016年8月3日発売号の「読む!エンタ」で詳しく紹介