8月3日(水)に放送される東山紀之主演のドラマ「刑事7人」(テレビ朝日系)で、捜査一課12係の刑事・永沢(鈴木浩介)が殉職することが分かった。
同ドラマは、警視庁機動捜査隊の刑事・天樹(東山)を中心にさまざまな分野のプロフェッショナルたちが力を合わせ、あらゆる凶悪事件に立ち向かう姿を描いている。
8月3日の第4話では、永沢の遺体が発見されたことが天樹らに知らされる。捜査を進めていくと、婦女暴行を働こうとした中年男を追い掛けた永沢が、団地の屋上から転落した可能性が高まる。
だが、永沢が愛用していたトランプにダイイングメッセージが仕込まれていることに気付いた天樹の鋭い嗅覚が発端となり、永沢が何者かに殺害されたのではないかという疑念が浮かび上がる。
前シリーズで12係に所属していた天樹は永沢とコンビを組んでいたこともあり、大切な仲間という思いも強い。また、共に時間を共有してきた12係の刑事・沙村(高嶋政宏)、環(倉科カナ)、前12係長・片桐(吉田鋼太郎)、未来犯罪予測センターに異動した山下(片岡愛之助)、法医学教室教授・堂本(北大路欣也)、新メンバーとなった刑事・青山(塚本高史)もその思いは同じ。
大切な仲間のため、死の真相を追究するべく“弔い合戦”に挑んでいく。
今回の殉職により、クランクアップを迎えた鈴木は「全く予想もしていなかった」と正直な気持ちを明かし、共演者一人一人から花を贈られると、感極まるものがあった様子。そして「こんなにたくさんお花をもらうシステムは初めてなので、今ちょっと頭がパニック状態ですが(笑)」と前置きしつつ、神妙な面持ちで「正直なところ、本当に寂しい気持ちがあります」とあいさつして締めくくった。
現場を後にして、一人になった鈴木は「作品の途中でクランクアップを迎える経験はたぶん、過去になかったと思うんです。だから、今も実感がないというか…。東山さんも先ほど『まだ終わった感じがしないよね』と仰ってくれたんですが、僕自身も『明日も(現場に)来るんじゃないかな』というような感覚です」と、あらためて思いを明かす。
また、東山に対しても「“物語をとことん追求していく姿勢”は本当に勉強になりました。こういう現場を拝見できたことは、僕にとって間違いなく、これからの財産になると思います」と語り、「現場でたくさんいじっていただいたことも感謝しております(笑)」と感謝した。
最後に「第4話は『永沢死す』という“まさかの事態”から始まります。永沢がいなくなったことで、みんながどう力を合わせ、事件を解決していくかが一番の見どころだと思いますので、ぜひご覧ください」と、視聴者に“ラストメッセージ”を送った。
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