剛力彩芽演じるフランス帰りの若き官邸料理人・一木くるみが、料理の腕一つで数々の要人・政治家たちをとりこにしてきたドラマ「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)が、9月9日(金)に最終話を迎える。最終話目前の9月某日に無事クランクアップした。
「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」の代名詞とも言える総理官邸小ホールのシーンでクランクアップとなった剛力。同時に撮了した小日向文世、三宅弘城、新川優愛、松尾幸実らと共に花束を受け取ると、「本当にお疲れさまでした。今回は、自分でもビックリするほどマイペースにやらせていただいた現場でした」とあいさつ。
感極まって涙を流しながら、共演のキャスト陣、スタッフの労をねぎらった。
「調理するにしても、いつも食べてばっかりでしたが(笑)、すごく楽しい現場でした! 小日向さんがいつも現場の雰囲気を明るくしてくださって、人としても勉強させていただくことばかりでした。三宅さんには年の差を超え、いつも友人のように演じさせていただいて、とても楽しかったです」と総理&相棒に感謝の気持ちを述べた。
そんな涙しながらも一生懸命話す剛力を、小日向と三宅は優しいほほ笑みで見守る。劇中さながらの関係性が最後まで垣間見えた。
最後に剛力は「まだまだ座長として全然なっていないのですが、できればまた皆さんとご一緒できたらいいなと思いますし、成長した私でご一緒できるように、これからも頑張りたいな、と思っています。本当にありがとうございました!」と話し、名残惜しそうに総理官邸のセットを後にした。
剛力演じる官邸料理人・一木くるみのラスト・コンフェクションを、リアルタイムで見よう。
【最終話のあらすじ】
「阿藤おろし」の風潮が激化する中、すっかり会食も減り、一木くるみは時間を持て余す日々を送っていた。
そんな中、ちまたで絶大な人気を誇る日本進憲党の議員・氷室(葛山信吾)が阿藤総理(小日向)と“官邸グラン・メゾン”を真っ向からバッシング。次期内閣総理大臣を目指すことを記者たちの前で宣言する。
そんなことを意に介す様子もない阿藤は、マスコミに官邸グラン・メゾンを公開するため、記者を官邸に招待。しかしその日、阿藤は体調不良を訴え、記者たちの面前で倒れてしまう!
総理の健康不安から内閣支持率はさらに急降下。与党の重鎮からも政権維持を不安視する声が上がる中、氷室は再びカメラの前に立ち「自分を官邸グラン・メゾンに招いてほしい」と直接会談を申し出る。
“いよいよ史上最年少総理大臣の誕生か”とマスコミは色めき立ち、くるみは阿藤と氷室の会食に向け、準備を開始する。
その直後、くるみは元政務秘書官の古賀(滝藤)が連日大物政治家と密会しているという週刊誌の記事を目にする。古賀までもが阿藤の退陣を画策しているのかとがく然とするくるみに阿藤は「僕はいまが潮時なんだよ」と意味深長な発言を…。
果たしてくるみは阿藤と氷室の会談を成功させることはできるのか? 官邸料理人・一木くるみが最後のひと皿に込める思いとは…?
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