9月15日(木)に最終回を迎える「はじめまして、愛しています。」(テレビ朝日系)で、主演を務める尾野真千子が笑顔でクランクアップした!
埼玉のロケ先でクランクアップした尾野は、スタッフから送られた花束と大きな拍手に晴れやかな顔で「皆さんのおかげでこの日を迎えることができました。ありがとうございました!」と笑顔を見せる。
尾野にとって、本ドラマは遊川和彦作品の連続ドラマ初出演作となり、クランクイン前には遊川から「難しい芝居を要求して、彼女自身も知らない表情を引き出していきたい」と挑戦的な言葉を受ける。
そこで尾野も「私も挑戦することで燃えてきますし、自分のものにしてやろうという気持ちになるので、このドラマでは挑戦というものに懸けていきたい!」と意気込んでいた。
3カ月に及ぶ遊川作品を終えた尾野は「遊川さんのスタイルを経験したことで、いろんな自分を見せてもらうことができました。勉強になったという気が今すごくしています」と振り返った。
また、尾野は「愛の伝え方というのはこんなにも難しい…その難題を、いろんな方の力を借りながら、江口(洋介)さん、(横山)歩との3人で乗り越えることができました。いい夫婦、いい親子だったと思います」と語る。
そして尾野は「愛の伝え方、考え方、あり方…愛というのは一言では語り切れない、私たちにとって一番大切なものであって、それだけに伝え方もいろいろある。
物語としてそれをどう伝えていくのかは、すごく難しいことでした。撮影に入る前には簡単に『伝わってくれたらいいな』と口にしていましたが、今は愛の深さ伝えることの難しさが分かったし、これから私が女優業を続けるに当たって、1つ試練であり目標ができたという思いです」と明かした。
美奈(尾野)と信次(江口)が離婚の危機を乗り越え、最終回となる第9話ではハジメ(横山)を取り戻そうと、ハジメを養育するのに自分たちが適していると、家庭裁判所に監護者指定を申し立てる。
真知(余貴美子)からは、確率はゼロに等しいと言われるも、2人は諦めることなく、「愛」を伝えることで「奇跡」が起こると信じ、美奈らはわだかまりのあった実の家族たちと向き合っていく。
また、美奈はハジメの生みの親である泉(志田未来)にも向き合い、思いを込めて手紙を書くが、泉が「死なせてほしい」と“遺言”を残して姿を消してしまう。泉はどこへ行ったのか? また、ハジメ出生の真実とは…。そして、美奈、信次、ハジメの3人は本当の家族になることができるのか?
尾野は最終回の見どころを「言いたくない(笑)」と言いながら、「言いたいことはいっぱいあるけど、今は『待っててください』ということだけです。ストレートに作品を見て感じていただけたら、作った私たちはうれしいし恵まれます。どうぞお楽しみに!」とアピールした。
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