9月26日(月)夜9時から「月曜名作劇場『天下御免トラック野郎 銀ちゃんの事件街道!』」がTBS系で放送される。本作は、舘ひろし演じるデコトラ運転手・竜崎銀之助が難事件解決に奮闘する物語。主演の舘をはじめ、友近や中村静香、星田英利、未唯mieなどが作品を彩る。今回、主演を演じる舘に作品への思いやロケのエピソードなどを語ってもらった。
――最初に、この作品の企画を聞いた時のお気持ちをお聞かせください。
最初はこの企画に参加するかどうか決める前に、本を書いていただきました。本が上がって、これだったら謎の男の方が面白いかなとかどんなデコトラにするかとか、アメリカンコミックっぽいデコトラが楽しいかな…とか、それなりに僕も考えて、監督もそれに乗ってくれて作品が出来上がりました。
一番最初は、自分にはトラック野郎はちょっと無理かなぁと思ったんですけど周りに「意外だから面白い!」って言われて参加したんです(笑)。
そして、村田忍監督とは、出会って30年たちます。僕が人生の中で出会った、素晴らしいと思うカットが3つあるんですけどその中の一つを撮ったのが村田監督なんです。
――竜崎銀之助の性格を教えてください。
竜崎銀之助は“女が苦手な女好き”。自分を顧みると、割と似ているのかな(笑)。交通ルールに関してはすごく気を使ってて、法令順守。そして、ロマンティストなところもあるんです
――撮影の感想をお願いします。
今回は、友近さんと初共演しましたけど彼女がいてくれるだけですごく心強かったです。オーバーオールをずっと着ていて暑そうでかわいそうでした…(笑)。
まどか役の齋藤めぐみさんは、非常に感性が豊かでしたね。僕が「こうするともっと面白いかも」って言うと、すぐにできるし。彼女は僕の実家の割と近くの出身なんです。名古屋で、彼女の妹は僕の高校の後輩だったんですよ。
今回は、みんなそれぞれがちゃんとしたキャラクターがあっていいですね。そして、やっぱり実際にデコトラが集結すると迫力がすごかったです。カッコよかった! 一番すごいのを銀之助のにしようとしたんだけど、それだと大き過ぎて撮り回しが大変だから少し小さいのにしたんです。
現場には、持ち主のドライバーさんが乗って来て撮影にも協力していただきました。いろんな話をしましたが、皆さんすごくいい方でした!
舘にとっては初となる、トラック野郎役。意外な過去をもつダンディーな“銀ちゃん”をどのように演じるのか必見だ。
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