「運命に、似た恋」カメ子役熱演中!久保田紗友を直撃

2016/10/05 05:00 配信

ドラマ

主人公・香澄(原田知世)と勇凛(斎藤工)の大人の純愛を描いたドラマ「運命に、似た恋」(毎週金曜夜10:00-10:50NHK総合)。香澄の息子・つぐみ(西山潤)に恋をし、不器用な愛情表現を見せるカメ子を演じている久保田紗友にインタビューを行った。

【写真を見る】久保田は「せりふだけではなく、全身で表現できました」と告白撮影=石塚雅人


久保田は、言葉少なくつぐみの姿をカメラで撮影するカメ子を演じていて楽しかったとのこと。

「カメ子は不器用で言葉は少ないんですが、行動は積極的なんですよ。回を重ねるごとに大胆になっていきます。言葉ではなく違う形で気持ちを表現できるのはすごいなぁ~と思いましたね」

言葉が少ないながらもどんどん近づいていくさまを演じるのは難しくなかったのだろうか?

「言葉はなくても気持ちの100%が行動に出ちゃうタイプですから。思いっきり感情は出せたと思います。普段は、感情ってある程度はセーブしているものじゃないですか。それを出せるっていうのは、演じていて面白かったですね。あと、普段はしない笑い方とかもできて。客観的に今回のお芝居を想像して笑っちゃいました。あと、時々出てくる会話の間やテンポも絶妙なので、その辺りも楽しんでいただきたいです」

カメ子はカメラが大好きな高校生。久保田も同じようにカメラが好きだとか。

「昨年の12月からインスタグラムを始めたんですが、そこからカメラに興味が出てきたんです。ことしに入って本格的なカメラを購入して、今では1日1回は触っている宝物です!」

カメ子はつぐみばかり撮影していたが、久保田は何を撮影している?

「モノや空を撮るのも好きですが、最近は人物を撮るのが楽しいですね。こだわりは、あまりきれい過ぎないようにすること。カメラを向けるとピースする人も多いんですが、そうじゃなく、自然な感じで撮りたいんですよ(笑)。なんかいつもある風景を切り取るというか…。今は、友達が多いですね。最近は、私が撮り過ぎて慣れてきたのか、カメラを向けてもみんなすごく自然で(笑)。そういう普通の姿をたくさん撮っています」

16歳とは思えない落ち着いた受け答えと佇まい。オフの日とかは何をしている?

「友達と時間が合えば一緒にご飯を食べたり、公園に行ってカメラを撮り合ったりしているんですが、一人で行動するのも好きですね。買い物はもちろん、映画館とかもフラッと行っちゃいますし、一人カラオケも好き! カラオケだとマイペースに休憩を入れながら、歌えるかどうかではなく自分の好きな曲を歌っています。もちろん、友達といるのも楽しいですけど」

「1日1回は外に出るようにしています」と久保田。家にいるときはもっぱら、DVD鑑賞が多いとのこと。

「ジャンルは問わず、映画もドラマも何でも見ますね。最近見たのはホラー映画の『ソウ』。怖かったんですが、もう夏も終わるしと思って。ことしの“夏成分”が少なかったので、夏気分を味わうために見ました(笑)。最近はコメディー映画にも興味が出ています」

「自分に近い役から人間とは思えないような役までできる、振り幅のある女優になりたい」と語る久保田が出演している「運命に、似た恋」。リアリティーのある大人の恋愛が描かれている。

「大人の物語ですが、それぞれが抱えていることが丁寧に描かれているところは普遍的で誰もが共感できると思います。自分に合った登場人物に共感して見ていただきたいですね。ちなみに私演じるカメ子のシーンは展開がすごく早いです。そんなドラマでは描かれていない部分を想像しながら見ていただければ、さらに楽しめると思います」