市川海老蔵、地上200mからドラマのヒットを祈願!

2016/09/28 05:30 配信

ドラマ

東京・住友不動産六本木グランドタワー43階で行われた「石川五右衛門」の会見に出席した比嘉愛未、市川海老蔵、國村隼(写真左から)

テレビ東京系で10月14日(金)よりスタートする「金曜8時のドラマ『石川五右衛門』」の取材会が東京・住友不動産六本木グランドタワーで行われた。また、同日に丸の内ピカデリーで完成披露試写会が開催され、それぞれに主演の市川海老蔵、國村隼比嘉愛未が出席した。

本ドラマは、海老蔵が13年ぶりに連続ドラマ主演を務める時代劇。'09年に海老蔵主演で好評を博した新作歌舞伎「石川五右衛門」に潤色を加え、映像化。

石川五右衛門(海老蔵)と、豊臣秀吉(國村)との対決を中心に、秀吉の側室・茶々(比嘉)とのロマンスなどが、ケレン味たっぷりに描かれる。

“高視聴率祈願”として「どの局よりも高い場所で取材会を!」とテレビ東京新本社が入るビルの最上フロア・43階で行われた報道陣向けに開かれたイベント。テレビ東京使用のフロアではないが、特別に入居前のスペースを借り、地上約200mの高さから思わず五右衛門のせりふ「絶景かな!」が飛び出しそうな景色の中、出演者が登場した。

海老蔵は「本日は出来上がっていないような場所にお招きいただきありがとうございます(笑)」と、愛のあるスタッフいじりを第一声にトークをスタート。続けて、テレビ東京の意向に反して「3%くらいを目標に…」と控えめな数字を口にして、会場を笑わせた。

ドラマの魅力について海老蔵は「時代劇なのに笑っちゃうんですよね。言葉は悪いですが、こんなにばかばかしい時代劇はない。妻の(小林)麻央も第1話を見たんですが、ゲラゲラ笑っていました」と明かした。

海老蔵の言葉を拾って、國村は「僕は倍の6%を目標に!」と宣言。また、「このドラマは懐かしさもありつつ、新しさも併せ持っています。このドラマ自体が傾(かぶ)いています。見たことのないものが見られるのでは」とアピールした。

ヒロインを演じた比嘉は、「これまで多くの女優さんが演じられた茶々を演じることはプレッシャーでありましたが、五右衛門と秀吉に愛される女性を頑張って表現しています」と役どころを語った。

海老蔵は比嘉との共演を振り返り、「キレイで、気配りができる女性だと思っていて、共演してみてその通りだった。加えて、沖縄の人特有の面白いキャラクターもあることが今回分かって、そこを僕は多くの方に知っていただきたい!」と力説。比嘉は照れくさそうに笑っていた。

一般客を招待して行われた完成披露試写会では、足柄の金蔵役の前野朋哉がサプライズで登壇。

「五右衛門といえば『五右衛門風呂』」ということにちなみ、特製の風呂おけを海老蔵らに配布。その中に入っている番組名入りのチョコレートを海老蔵らと客席に投げ入れ、イベントを盛り上げていた。