KBCで放送中の「前川清の笑顔まんてんタビ好キ」が、10月2日(日)にテレビ朝日系で初めて全国ネットで放送される。'12年4月にスタートし、前川清がWエンジン・えとう窓口と九州をはじめとする日本各地を巡り、地方の人々と触れ合いながら爆笑珍道中を繰り広げるバラエティーだ。
九州地区では圧倒的な人気を誇り、日曜昼帯の放送にもかかわらず、これまでの最高視聴率は14.3%(ビデオリサーチ調べ)を記録。8月29日には九州北部のゴールデン帯で放送し、ついに全国ネットへの進出を果たす。
今回は“南国・沖縄 離島のタビ”と題し、沖縄の離島・慶留間島と阿嘉島を訪れ、島で暮らす人々と交流する。
先に現地に到着していたえとうの元に前川がヘリコプターで登場するところから旅はスタート。慶留間島内を歩き出すも、表に出ている人がおらず、なかなか人と出会うことができない。お盆休み期間中にロケを行ったものの、帰省客がほとんどいなかったのだ。また、猛烈な紫外線と暑さのため、日中外に出る人はほとんどいないという。
そんな二人がまず出会ったのは、炎天下の中で遊ぶ子供たち。話を聞くと島の子供だけでなく、東京から留学制度で島に招き入れている子供たちも6人いるのだそう。
そして、島内の家を周っていると、えとうの相方でもあるWエンジン・チャンカワイが合流。国の重要文化財・高良家(たからけ)住宅を管理する島の最長老から、島の歴史などの話を聞き、三線の演奏も披露してもらう。
その男性は、阿嘉島の住人5人に現在三線を教えている元気なおじいさんだが、高良家住宅を管理する後継者がいないことが今の悩みだと打ち明ける。
さらに、沖縄本島から移り住み、慶留間島唯一の飲食店を営む夫婦と触れ合い、島の旅を満喫する。
翌日、前川とえとうは旅の舞台を慶留間島から隣の阿嘉島へ移す。すると、前川が呼び寄せた最強の助っ人として、チャーター船で加藤茶が登場する。
加藤も加えた3人で島内を歩いていると、野生のシカを発見。すると、前川は「シカ? ヤギ? シカ?」と南国の離島に居るはずのないシカに大混乱する。このシカは阿嘉島や慶留間島などに生息する「ケラマジカ」。日常にシカと共生する島の人々に驚きを隠せない3人だった。
散策を続ける3人は、3階建ての大きな家で暮らすご夫婦や、民宿のおかずを増やすために毎日数十匹の魚を釣る元漁師のおじいさんと出会い、出会った人たちは加藤の登場に大喜び。
その中でも、一番喜んでいたのはお盆の準備のために沖縄本島から戻ってきていた男性。その男性に加藤は往年のギャグを伝授し、完璧に自分のものにしていたため、太鼓判を押していた。
満を持して全国ネットでの放送となった“タビ好き”。九州発の笑いあり、涙あり、感動ありの爆笑珍道中を楽しもう。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)