黒木メイサに直撃「沖縄でなら良いおもてなしができる」

2016/10/26 05:00 配信

ドラマ

TBSで放送中のドラマ「拝啓、民泊様。」で新井浩文と共に主演を務める黒木メイサに話を聞いた

TBSで放送中のドラマ「拝啓、民泊様。」に出演する黒木メイサにインタビューを敢行。ドラマのテーマになっている“民泊”についてや、共演者である新井浩文の印象を聞いた。

本作は、2020年東京オリンピックに向けて話題となっている「⺠泊問題」がテーマ。⺠泊が初めて認可された国家戦略特区域である東京・大田区の全面協力の下、⺠泊ビジネスのリアルやHow to要素も交えつつ、ある家族・夫婦を通して描きだされる日本人の持つ“おもてなし”に迫ったハートフルストーリー。

黒木は、労働基準監督署勤務の怒らせると怖い嫁・山下沙織を、ゲーム会社に勤める平凡な夫・山下寛太を新井が演じている。

――5年ぶりの民放ドラマ主演ですがいかがですか?

私が演じる沙織という役はすがすがしい役どころだったので気持ちよく、現場でも楽しく撮影させてもらいました。

――作品の内容を聞いた時の印象は?

台本に沙織のことを鬼嫁って書かれていて、鬼嫁ってとにかく怒ってる人みたいな勝手なイメージを持っていたんですけど、でも実際に読んでみると鬼嫁というより、結婚しているから2人の生活を考えた上で強いことを言ってしまってるだけで、鬼嫁とは違うのかなって思います。

寛太が気が弱いから比較で見ると沙織が鬼っぽく見えるだけで、どっちかというと寛太の方が一般の夫像よりちょっと弱いなって感じました(笑)。

――黒木さんが思う理想の夫婦像は?

一般的なイメージの夫婦像は寛太と沙織みたいな関係の夫婦が多いのかなと思うんですよね。女性の方が現実的に物事を捉えることが多いのかなって。

ドラマの中でも2人がいろんなトラブルを乗り越えていく中で、お互い歩み寄っていくことになるんですけど、それに加えて隠し事をしないとかうそをつかないというような、そういうシンプルなことを守っていければいい夫婦になるんじゃないかなと思いました。

――ドラマのテーマになっている民泊についての印象は?

民泊ってどこでもやっていいものだと思っていたので、許可されてる特定の区があることに驚きました。

これから先、オリンピックに向けて外国の方がたくさんの方が来るようになることを考えると、クリアにしていかなきゃいけない問題はいっぱいあると思いますが、民泊の許可が下りる区が増えたらいいなと思います。

私も海外で民泊のサイトを使って家を見に行ったり、宿泊する場所を探したことがあるので、ホテルとかより安く泊まれるのは旅行する人にとってはいいことだと思うので、日本でもいろんなことが整備されて民泊が増えたらいいなと思います。

民泊を利用する側からすると、そこの地域のことをすごく分かっている人に、ガイドブックに載っていないような所を案内してもらえるというのが魅力だなと思います。

――夫・寛太役の新井浩文さんの印象はいかがでしたか?

お会いするまではクールな方だと思ってたんですけど、お話してみると、クールはクールなんですが、話している最中に青森弁が出てきたりしてそれがギャップというか、チャーミングだなって思いました。

――撮影中で印象に残っている出来事は?

新井さんがすごく焼き肉が好きみたいで、撮影の前半に焼き肉を食べるシーンがあったんですけど、そこで焼き肉の話で盛り上がっていたんです。

その中で、監督が焼き肉嫌いというのが判明して、そしたら「焼き肉が嫌いだって言うおまえが嫌いだ!(笑)」みたいな話になって(笑)。焼き肉愛がすごいある新井さんの新たな一面を知りましたね(笑)。

――民泊を自身がやることになったら?

海外に行ってもなるべく地元の人と交流を持ちたいタイプなので、できる方じゃないかなと自分では思います。

地元が沖縄なので、沖縄でなら良いおもてなしができる自信があります(笑)。地元のスナックのママが面白いとか、ガイドブックに載ってないようなおもてなしができるかなと(笑)。

――最後に視聴者へのメッセージお願いします。

人との交流をテーマに描かれていて、いろんな人が見て楽しめると思うし、カップラーメンを食べながら気軽に見られるドラマだと思うので、ぜひ見てください。