窪田正孝、主演ドラマで初の刑務官役に挑戦！

窪田正孝が主演を務める日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW　ヒトヤノトゲ～獄の棘～」が、WOWOWプライムにて'17年3月19日(日)にスタートする。

本作は、大門剛明の小説「獄の棘」(KADOKAWA)をドラマ化したもので、刑務所という閉ざされた世界が抱える“闇”に迫る、社会派サスペンスだ。

窪田は今回、腐敗した刑務官やひと癖もふた癖もある受刑者と対峙(たいじ)しながら成長していく、新人刑務官・武島良太を演じる。

共演には、剛腕な新任看守長役に小澤征悦、受刑者でありながら力を持つ暴力団組長役に泉谷しげるが決定。

また、映画「愛を乞うひと」でモントリオール世界映画祭国際批評家連盟賞、日本アカデミー賞最優秀監督賞など多くの賞を受賞し、ことし公開された岡田准一主演の映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」でもメガホンを取った平山秀幸が、本ドラマの監督を務めている。

■主演・窪田正孝コメント

刑務官は体験したことのない役柄なので、ぜひ挑戦してみたいと思いました。

(自身が演じる)良太は普通の青年で、欲があるわけでもなく流れるままに父と同職の刑務官になります。僕も良太と一緒に刑務所の空気に触れて、芝居の中で体験していきました。さまざまな人や事件によって、醜さも優しさも厳しさも、肌から感じた気がします。

良太の目から見える世界の色が、たくさんあると思います。刑務所という高い壁の向こうで起きる物語を、ぜひご覧ください。

■監督・平山秀幸コメント

本作の撮影現場の一番の魅力は、久しぶりに撮影所で撮れるということでした。そこには映画作りの具体的な技術があって、職人さんたちがいらっしゃいました。作品は人が作るものだということを、改めて感じさせてくれました。

(主演の窪田については、)年代も違うし、初めは宇宙人かもと思いましたが…。撮影が進むにつれて、彼が持つ映画の「感」の素晴らしさに目を見張りました。シーンの空気への溶け込み方や運動神経のすごいことなど。教えられたこともたくさんあります。間違いなく、映画を背負って立つ俳優さんです。

■原作者・大門剛明コメント

(映像化が決まって)素直に驚きました。非常に男臭いというか、基本的に男だけの物語ですのでドラマ向きなのかな…と。

撮影現場にお邪魔させてもらった時は、監督さん以下スタッフの皆さん、俳優さんたちの情熱に圧倒されるばかりでした。「出所」という言葉も飛び交うなど撮影現場が一つの刑務所になっていた感じで、男ならではの濃く熱いドラマになると確信しています。ご期待ください。