12月23日にテレビ東京系で放送中のドラマ24「勇者ヨシヒコと導かれし七人」が最終回を迎えた。
毎回豪華なゲストで注目されてきた本ドラマ。最終回の“サプライズ”ゲストは、ラスボスである天空の魔王・ゲルゾーマの声優を務めた堤真一だった。
堤といえば、本ドラマの脚本・演出を務める福田雄一監督が、次なる作品として手掛ける日本テレビの土曜ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」('17年1月14日(土)スタート)の主演。
これまでも「勇者ヨシヒコ」でしかできないパロディーやブラックジョークで視聴者から「攻め過ぎだろ!」と言われてきたが、局を越えて“ドラマのバトンタッチ”をかました。
第12話となる最終回は、数々の困難をくぐり抜けてきたヨシヒコ(山田孝之)ら一行が、ついに天空の魔王ゲルゾーマと対面。
これまでヨシヒコたちはロビン(滝藤賢一)、ヴァリー(城田優)、フロリア(山本美月)、ニッテレン(徳光和夫)、カンダタ(高嶋政宏)、レオパルド(大地真央)、香西そのか(川栄李奈)という7人の助け人(玉人)を獲得してきたため、今ここで召喚することに。
しかし、「7人が忙し過ぎてスケジュールが合わない」というテレビの裏の事情が発生。
このドラマ最大のピンチを前にしながら、ヨシヒコはある作戦を立て、長い旅の結末を迎える。
放送前から山田も福田監督も「やりたいことを詰め込んだ」と公言していた本作品。
最終回にちなみ、名作アニメの最終回風にパロディーを盛り込むなど、ラストまで山田たちの本気を見せつけた。
最終回が終わり、早速続編を望む声がやまない状況だが、最後のヨシヒコのせりふは「(結末を説明し)こう言っておくと年末年始の時代劇6時間特番とかで戻って来られるかもしれないので、とりあえず言ってみた私だ」というナレーション。
またヨシヒコたちが戻って来る日を期待せずにはいられない終わり方となった。
なお、BSジャパンでは'17年1月8日(日)夜0時より本ドラマの放送がスタートする。
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