「カルテット」高橋一生、褒められるも『卑屈になります…』

2017/01/11 11:59 配信

ドラマ

劇中での担当楽器を持って撮影する4人楽器提供・日本ヴァイオリン

TBSで1月17日(火)夜10時からスタートする火曜ドラマ「カルテット」の特別試写会が行われ、松たか子満島ひかり高橋一生松田龍平が登壇した。

同作は、坂元裕二が脚本を手掛ける大人のラブサスペンス。軽井沢を舞台に、互いに秘密を抱えた30代の男女4人が“カルテット”を結成し、4人の思いが複雑に絡み合っていく。

第1バイオリンを担当する、巻真紀役の松は「バイオリンは初めてなのですが、一応、セミプロというか、経験がある“ファーストバイオリン”という立場なので、日々努力しておりますが、先生たちに注意されたり、おだてられたり、その気にしていただきながらなんとか…。

でも、(VTR)チェックは見るのが怖くてできません(笑)。そこは監督と先生にお任せしています」と自信なさげ。

しかし、同じバイオリンを担当する松田は「松さんがメキメキ腕を上げていて、ホントに弾けるんじゃないかってくらいうまくなっているんですよ。それが僕の日々のストレスというか、プレッシャーを与えられ続けて…。

割と役柄もそうなんですけど、松さんがファーストだから、松さんの合図を待って、ちらちら見てるんですけど、ボウイング(運弓法)とかで松さんを見て、違ってたら正す、ってやり方をやってて、これじゃリーダーが務まらないなと思いまして、そろそろちゃんとやろうかなって思っています」とコメント。

また、高橋は「ビオラって主旋律弾けないんです。それがコンプレックスであるところらしいんですね。それで、僕が演じる家森はちょっと卑屈になっている役なんです。

それで楽器の演奏をしている時に、(満島)ひかりちゃんが楽器の中に作った年代が書いてあるって言って。皆さん持ってる楽器がどれも素晴らしいもので、1700年代に作られたチェロだったり、バイオリンだったりとか、で、僕も『そうなんだー!』って僕のビオラを見たら、僕のだけ1900年代(笑)。

こういうところで僕いじわるされるなって、どんどんどんどん卑屈になっていますね(笑)。高橋一生としても卑屈になっています(笑)」とポツリ。

そんな中、満島から「高橋さんは女心が分かってお芝居しているって思うことがあります」と絶賛されるも、高橋は「モニターの前でニヤニヤしてるんです。『分かってやっているでしょ?』って。分かってないんだけどな…って、どんどん卑屈になっていく…」と言い、会場を盛り上げた。

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