1月13日(金)から、TBS系にて阿部サダヲが主演を務めるドラマ「下剋上受験」(毎週金曜夜10:00-10:54/※初回は11:09まで)が放送開始する。
本作の原作は、'14年に産經新聞出版から刊行された桜井信一の同名タイトル本。中卒の父と偏差値41の娘が最難関中学を目指した実話を元に、小学5年生の夏から中学受験に挑むまでの約1年半にわたる家族の奮闘を描く。主演の阿部の他、深田恭子、山田美紅羽、要潤、風間俊介、小林薫らが出演する。
先日行われた制作発表で、主人公・信一を演じる阿部は「実話だというのに驚きました。桜井さんご本人にもお会いしたのですが、本よりももっとすご過ぎる人だという印象です」と原作者の印象を語る。
一方、渡辺良介プロデューサーは「『勉強しなさい』と言われるのは嫌だと思うんです。僕も子供の頃は嫌でした。でも年を重ねて親になって、自分の子供にも言うようになって、自分でも『何でだろう』と疑問だったんですけど、原作を読んで、『勉強しなさい』というのは親の愛情だったのだなと感じました。
子供の未来を考えて受験や勉強は取り組むものなんだと言う思いがすごい伝わってきました」とコメント。
そして「お受験モノのドラマではあるんですけど、描きたいのはそこの根底にある深い親が子を思う愛情です」と作品への思いを明かした。
また、第1話の仕上がりを見て、中卒の父・信一演じる阿部、その妻・香夏子役の深田、娘・佳織役の山田について、渡辺Pは「思い描いていた桜井家というものがまさに1話で出来上がっていて、ベストなキャスティングだったなとスタッフ一同確信しております」と自信を見せている。
渡辺Pが自信を持つ桜井家の仲の良さは、阿部が「和気あいあいとやらせてもらっていて、とても楽しいんですけど…実は家族でいる居間のシーンとかはスケジュールの都合とかでまとめて撮影してしまうんです。だからもっともっと一緒に居たいです!」と熱弁するほど。
第1話では、信一が佳織に中学受験を受けさせることを決意されるまでの、家族の闘いの始まりが描かれる。
阿部は「このドラマは、“絶対に諦めない”が1つのテーマだと思います。自分自身もそういう思いで役者になり、『こうなりたい』と思っていたことを少しずつクリアしてきました。桜井信一という役を通して、そういう思いを伝えていきたいですね」と熱く語る。
受験塾にも行かず、二人三脚で最難関中学を目指す、人生逆転をかけた親子の“愛と挑戦”の全記録を笑いと涙にあふれた“受験ホームドラマ”として描かれる本作。
見たらきっとあなたも桜井家を応援したくなるはず!
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