世代を超えて熱烈なファンを数多く持つ歴史小説界の巨星・司馬遼太郎原作「関ヶ原」は、現在までに単行本・文庫を合わせた累計発行部数が580万部を超える。そんな大ベストセラー作品が、巨匠・原田眞人監督の手により、待望の初映画化。
昨年8月のクランクイン前には主演のV6・岡田准一と役所広司、有村架純のメインキャスト3人が発表され大いに盛り上がったが、このたび無事に撮影も終わり、完成に向けて鋭意進行している中で第2弾となる主要キャストが発表された。
平岳大、東出昌大、中越典子、北村有起哉、伊藤歩、音尾琢真、和田正人、滝藤賢一、キムラ緑子、西岡徳馬という個性あふれる、演技派俳優陣が集結。
石田三成(岡田)の“右腕”として、影日向に主君を支え勇猛果敢に戦う島左近は、数々の映画や舞台で強い印象を残し、活躍の幅を広げる平が務める。
天下分け目の決戦の命運を握る小早川秀秋には相次ぐ出演映画それぞれで違った個性を見せる東出、島左近の妻であり、優秀な看護師でもあった花野にはドラマ、映画、ナレーションなど多岐に渡る活躍を見せる中越。
対する東軍では、徳川家康を支え、“井伊の赤鬼”の異名を持つ猛将・井伊直政に、映画・舞台などでは欠かせない演技を見せる北村が、初芽と同じく「伊賀の忍び」として家康に仕え、次第に側近となっていく蛇白には、数々の作品で記憶に残る演技ぶりをみせつける伊藤が。
そして、“三成憎し”の思いから家康を支持する武断派の武将福島正則を演じるのは、TEAM NACSのメンバーにして映画への出演も続く音尾。同じく7人衆の黒田長政には、本年度も映画・ドラマ・舞台と出演作が続く若手演技派の和田が演じる。
また、三成を取りたてた豊臣秀吉には、'16年に6本もの映画に出演し、今最も勢いのある実力派と言ってもいい滝藤が配された。
その妻にして徳川方を支持する北政所に、名バイブレイヤーとして数々の映像作品に出演する女優・キムラ。三成と家康の間で強烈な存在感を発揮する前田利家には、日本映画界を代表する名優・西岡が扮(ふん)する。
その他、西軍には三成の盟友・大谷刑部には大場泰正、左近の息子・島信勝に山村憲之介、三成の腹心・八十島助左衛門に堀部圭亮、五大老宇喜多秀家に生島翔、五奉行増田長盛に中村育二、安国寺恵瓊に春海四方、島津維新入道に麿赤児、島津豊久に三浦誠己、上杉景勝に辻本晃良、初芽と同じ伊賀忍者・赤耳に中嶋しゅう。
東軍には本多正信に久保酎吉、本多忠勝に天乃大介、松平忠吉に吉村界人、加藤清正に松角洋平、細川忠興に関口晴雄はそれぞれ演じている。
まさに日本映画界を代表する名優・名バイプレイヤーたちが原田監督の下に集結し、天下分け目の決戦を彩る。
さらに、本作の公開日がことし8月26日(土)に正式決定。昨年よりNHKの大河ドラマなどでも話題を見せる「関ヶ原」を映像作品としては初めて真正面から描く。
また、誰もが知るこれまでの「関ヶ原」とは違った、新しい角度から戦国時代最大の“天下分け目の決戦”を迫力ある映像と共に描いたた本作に期待は高まるばかりだ。
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