羽海野チカの同名人気コミックを、名匠・大友啓史監督のメガホンで実力派俳優・神木隆之介を主演に迎え、実写映画化する「3月のライオン」。
親子、きょうだい、友達、師弟…人と人を結ぶ愛を求め、魂がぶつかり合う感動のエンターテインメント2部作が、3月18日(土)に「前編」を、4月22日(土)に「後編」が全国公開される。このたび本作の場面写真が一挙公開された。
家も家族も居場所も何もなく、深い孤独を抱えてすがるように将棋に打ち込んでいた、17歳のプロ棋士・桐山零(神木)。本作は、零と彼を巡る人々が、愛を求めて迷い、ためらい、ひるみながらも、それぞれの闘いへと突き進む姿が描かれる。
今回、解禁された場面写真は全5点。零が凛とした表情で真っすぐと前を向く対局中の姿をはじめ、近隣の町に住む川本家の3姉妹(倉科カナ、清原果耶、新津ちせ)との温かな食卓シーン、島田開(佐々木蔵之介)と二海堂晴信(染谷将太)と研鑽を積む、島田の自宅での研究会シーン。
そして義姉の香子(有村架純)と、彼女と付かず離れずの関係を続ける後藤正宗(伊藤英明)と対峙(たいじ)する緊迫のシーン、東京の街を全力で駆ける零の姿が切り取られ、零と彼を巡る人々との“豊かな物語”を想起させる写真ばかりだ。
大友監督は「どこへ向かって、どんなふうに生きていけばいいのだろうかと悩む桐山零は、誰もが自分の青春期を思い浮かべた時に、自己投影できる主人公だと思います。
今まさに家族や学校のこと、自分の居場所や人との付き合い方に悩んでいる若い世代にとっては、口に出せない想いや衝動を共有できるのではないでしょうか」とコメントを寄せている。
零の成長する姿に誰もが共感・共鳴する、感動のエンターテインメント大作。まずはキャストの息吹が感じられるような躍動感のあるスチールを見て、本作の公開を待とう。
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