「中居正広46回目誕生祭」話題に！18歳にして“司会者を目指した”唯一無二のアイドル中居の軌跡
バラエティ番組にはひときわ強い思い入れが
グループとしてもバラエティ進出に活路を見出してきたことから、思い入れはひときわ強い。「人間の幅や芸の幅を広げてくれたのはバラエティ番組」と雑誌のインタビューで語った。中でも1994年からレギュラーメンバーとして出演した「笑っていいとも！」(フジテレビ系)では、はじめは自分の立ち位置がつかめず、一言も喋らずに番組を終えたこともあったという。演者としても苦労を重ねてきた中居だからこそ、司会ぶりにもその経験が生かされている。
中居のMCにかける情熱や真面目さを、TOKIOの城島茂が明かしている。「中居のかけ算」(フジテレビ系/2011年1月3日)で、中居とTOKIOの城島茂、V6坂本昌行という各グループのリーダーが集結したときのこと。城島が合宿所での思い出を語った。
「夜(中居が)調子悪そうな顔してて、真っ青で、顔。大丈夫？中居ちゃん(と聞いたら)『うーんダメだー』て言って、うちの社長と車のっけて病院連れてって。それが何回もあって。なんでそうやったんかって、ぱっと見たらノートが部屋の地ベタに落ちたって。ぶわーってネタ帳。コンサートのMCとか演出とか。はぁーこいつ16歳でここまで考えて……。16よ！ノート一冊真っ黒に。それ見た時にこれは歳、関係ないわって。それまで“中居”って呼び捨てしてたけど、“中居ちゃん”ていうようになった(笑)」と下積み時代の努力を明かした。
また、プライベートでも中居と交流のあるお笑いタレント岡村隆史(ナインティナイン)は「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送/2016年5月19日)で中居のMC力をベタぼめ。
その数日前に放送された、中居がMCを務める「金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で、ベッキーが不倫騒動からの復帰を果たした回を視聴した岡村は、「中居がすごいですよね。聞き方も上手やし、聞き出してあげる力や、そして喋りやすい環境を作ってあげるとか。中居も引き受けるってなったときにかなりの労力もいったでしょうし。実際見たらやっぱすごいよ、あんなことできる人ほんまにいないと思う」と中居のことを絶賛していた。
そんな中居だが、自身では30歳を機に、これまでは“若いのに仕切れる”から必要とされていた、でもこれからはそうはいかない、と厳しい言葉を語っていたこともある。
