北川景子、山田洋次監督作品初出演で“昭和の銀幕スター”に! 華やかで魅力的な姿を映し出したビジュアルも解禁<キネマの神様>

2020/11/19 04:00 配信

映画

映画「キネマの神様」で、北川景子が昭和の銀幕スター・園子を演じることが分かった(C)2021「キネマの神様」製作委員会

山田洋次監督がメガホンを取る映画「キネマの神様」(2021年公開)に、北川景子が出演することが分かった。また、北川が演じる昭和の銀幕スター・園子のキャラクタービジュアル、場面写真が解禁となった。

キネマの神様」は、松竹の前身となる松竹キネマ合名社の設立、そして数々の名作を創り出した蒲田撮影所の開所を迎えた1920年から、日本映画史を飾る傑作、ヒット作の製作、配給、興行を続けた松竹映画の100周年を記念した作品。

原作は、これまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハによる同名小説で、先日は沢田研二菅田将暉永野芽郁宮本信子野田洋次郎小林稔侍に加え、寺島しのぶが出演することが発表され、豪華キャスト陣による物語に期待が高まっている。

そして、数々の人気作に出演し続けてきた北川が、山田監督作品に初参加。ゴウ(菅田)と共に映画の黄金時代を生きた、誰もが憧れる銀幕スター・桂園子を演じる。また、映画の中で青春の日々を共に過ごした菅田、永野、野田とはこれが初共演となる。

北川演じる園子は、昭和の大女優としての華やかさと気品を兼ね備えながらも、ゴウや淑子(永野)を実の弟妹のように気に掛け、撮影所の誰からも慕われる人情深い一面も見せる。

解禁されたキャラクタービジュアルは、銀幕“スクリーン”の中で芝居をする園子の姿が映し出されており、その物悲し気な表情とまなざしが語る物語の世界に、思わず引き込まれそうになる1枚となっている。

一方、場面写真は女優・桂園子の日常の姿を捉えたもの。ストールを頭に巻き付けたスタイルは「真知子巻き」と呼ばれ、当時大ヒットした映画「君の名は」がきっかけで若い女性の間で大流行したスタイルで、スクリーンの中に生きる役の姿とはまた異なる、華やかで魅力的な姿を見せている。