また、第7話では、かつて粟田口の秘書をしていた時代の萬の姿も描かれる。粟田口に心酔し、夢中で尽くしてきた萬だが、罠にはめられ収賄の罪で刑務所に入れられていた。
政治家としても一人の人間としても信頼していた粟田口から受けた非情な仕打ちを許すことができず、復しゅうを誓って生きてきた萬だが、江口が「萬は粟田口への復しゅうを目的に生きてきたんですが、ほかのメンバーに自分と同じような辛い経験をさせてしまうことになるんじゃないか、と自分のこと以上に恐怖を感じている」と語るように、仲間たちを思う気持ちから一歩を踏み出せずにいた。
しかし、「必死に生きている弱いものばかりが犠牲になるの…」とやり切れない気持ちになった千代の正義感に背中を押され、ついに粟田口を潰すべく本格的に動き始める。
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