「七人の秘書」最終章突入! シム・ウンギョン“サラン”が姿を消す一方、江口洋介“萬”の過去が明らかに

2020/12/03 06:00 配信

ドラマ

「七人の秘書」が最終章に突入(C)テレビ朝日

江口洋介 コメント


――第7話では、これまでほかの秘書たちを見守ってきた萬が粟田口の秘書をしていた頃の様子が描かれるシーンも登場しますが、どんな思いで演じられましたか?

5話で粟田口がラーメン萬に来て、かつて萬も粟田口の秘書だったことがわかり、実は収賄の罪を着せられて臭い飯を食わされていたという衝撃の過去が明らかになりました。

萬は刑務所を出てから、粟田口への復しゅうを目的に生きてきたんですが、あまりにも敵が大き過ぎて、なかなかその方法が見つからなかったと思うんです。そして、いざ実際に行動に移したとしても、ほかのメンバーに自分と同じような辛い経験をさせてしまうことになるんじゃないか、と自分のこと以上に恐怖を感じてもいる…。

でもそんな萬が千代の正義感に引っ張られて、粟田口を詰めていくことになります。七人に追い詰められて、最後に粟田口がどうなるのかが楽しみですね。

――ついに直接対決を迎える粟田口を演じる岸部一徳さんとお芝居をしていかがですか?

これまでにも一徳さんとは何度も共演させていただいていて、結構敵対する役が多かったんですけど、今回は今までと全然違いますね。とにかく粟田口の京都弁が怖いんですよ! 

僕は関東出身なので、本心を見せない感じの淡々とした京都弁の言い回しが、粟田口のキャラクターをさらに膨らませていて本当に怖いです。手に汗握る心境でやらせていただきました。

七人に追い込まれた時、粟田口がどうなるのか、その時一徳さんとの芝居はどうなるのか…僕も今からそれが楽しみです。

――萬の過去が明らかになるほか、サランが秘書を辞めて姿をくらますなど、最終章に突入して物語が大きく動く第7話ですが、特に注目してほしいところを教えてください。

秘書たち、そして千代の兄・一男(マキタスポーツ)も含めてそれぞれが抱えている問題って実はすべて粟田口に関係しているんですよね。姿をくらましたサランを救わなきゃいけないという思いと、みんなを危険な目に遭わせてしまう可能性を前に、萬は迷います。失敗したら全員が刑務所行きだという恐怖心にどういう気持ちで向き合うのか…相当な覚悟が必要ですよね。

これまでとはスケール感が違う緊迫感の中、七人が集結して日本のドンに立ち向かっていく姿に注目していただければと思います。

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