消え入るような声で、家族一人一人に向けて感謝の意を語りかける多恵。ぶつかってばかりだった姉妹は、母の思いに涙を流し、病からの復活を望んだが、多恵は「愛してる」の言葉を残して、命の灯を消していった。
多恵が亡くなり、望美も愛美もどこか冷静だったが、家に戻ってすき焼きを囲んだ瞬間、突然喪失感に襲われる。“本当に、ママは死んでしまった”と泣きじゃくったのだった。
視聴者は「こんなことって…」「結局、家族全員ですき焼き食べられなかったね」とぼう然。他に多かったのは「ママの愛を失って気付いたんだね」「ぼろぼろ泣いた」「3年前に亡くした親を思って涙が止まらなかった」「家族大事にしなきゃなって思った」といった、ドラマを見て家族への思いを再認識する声。次回の最終話に向けて、希望の持てる展開を待つ声もあった。
次週、いよいよ最終話は12月12日(土)に放送される。望美は多恵を亡くした喪失感に沈みながらも、両親が残した家に愛美と共に住むことを決める。一方で結人との再会を望むが、中途半端な自分のまま連絡する勇気が持てずにいた。
教え子がいじめを苦に転校を決めたことに悩む結人は自分にできることはないのかと無力感を感じていた。生徒の家に行き、助けになろうと必死に説得する結人であったが、生徒は部屋から出てくることはなかった。
それぞれが自分の生き方を模索する中、望美の元にある結婚式の招待が舞い込み、そこで結人との再会を果たすことになる。
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