「モコミ」小芝風花の家族役に工藤阿須加、田辺誠一ら!『家族の個性やギャップがさらに際立つはずです』

2020/12/08 05:30 配信

ドラマ

小芝風花主演ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」で、小芝演じる主人公・清水萌子美の家族役として工藤阿須加、田辺誠一、富田靖子、橋爪功が出演(C)テレビ朝日

小芝風花主演の土曜ナイトドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(2021年1月23日[土]スタート 毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)に、工藤阿須加田辺誠一富田靖子橋爪功が出演することが決定。小芝演じる主人公・清水萌子美の家族を演じる4人が、作品の見どころなどを語った。

モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」は、他の人とは違う“感覚”を持つ萌子美が、自分らしく生きようと勇気を持って新たな一歩を踏み出す姿と、彼女を支える家族の心情を描いた作品。
小芝は、縫いぐるみや石、植物など、感情を持たないとされている“モノ”の気持ちが分かってしまう、繊細な感覚を持つ難役に挑む。

工藤が演じるのは、他の人とは違う“感覚”を持つことで自分の殻に閉じこもりがちな萌子美を心配する兄・俊祐。妹思いの反面、人には決して言えない一面を持っている。

田辺は、優し過ぎるが故に、家庭で存在感が薄い父・伸寛役。家族を思う一方、仕事で転機を迎えた男性の心情を、田辺が静かな佇まいの中に説得力を持たせて体現する。

さらに、娘を心配するあまり過干渉になっている母・千華子役の富田は、新たな母親像でさらなる新境地を開き、家族の間に波紋を起こす母方の祖父・須田観役の橋爪功は、孫娘の元に突然現れた祖父をひょうひょうと演じながら、物語に奥行きを与えていく。

萌子美の家族は、兄の俊祐(工藤)、父の伸寛(田辺)、母の千華子(富田)と、誰もが萌子美の行く末を心配しつつ、一見穏やかに暮らしてきた。
だが、萌子美が「自分らしく生きたい」「変わりたい」との思いにかられ、気持ちをはっきり示すようになったことで、家族1人1人が抱える問題が露呈。

さらに、長い間音信不通だった千華子の父・須田観(橋爪)が突然、萌子美たちの前に現れ同居することに。この出来事も、家族の生活に変化を起こすきっかけとなる。

萌子美たち一家には、小さなさざ波のようにいくつかの問題が押し寄せ、やがてそれが家族の絆さえ壊しかねない事態を引き起こす。家族だからこそ助け合えるのか、それとも家族だからこそ分かり合えないのか。

どんなに苦しい状況に置かれようとも、自分を信じて歩みを止めない萌子美は、大切な家族が抱える問題が明らかになったとき、どんな行動を取るのか。萌子美の家族を思う気持ちが、視聴者の心に爽やかな涙と感動を届ける。

演技派がそろった家族役の共演者について、小芝は「皆さんと一緒にいると、とても平和な家族に見えると思います!」と笑顔を見せる。

さらに、「その中でお母さんが過干渉だったり、お父さんがお母さんにエネルギーを吸い取られていたり、お兄ちゃんも爽やかで評判が良いのに実は…という設定があったり。おじいちゃんもちょっと変わっているんです(笑)。すてきな皆さんが演じることで、家族1人1人の個性やギャップがさらに際立つはずです」と家族のシーンを撮ることを心待ちにしている様子。

最後に、「家族役の皆さんと面白いドラマを作っていきたいです!」と意気込みを語った。

ほか、俊祐が切り盛りする花屋の店員役として水沢エレナ内藤理沙の出演も決定。依田涼音(水沢)と桜井真由(内藤)も萌子美と知り合ったことで、それぞれの人生がゆっくりと変化していくことに。涼音と真由は、家族とは違う立場で萌子美の成長に関わっていく。