「華麗なる一族」新キャスト7人が発表　高嶋政伸が“阪神銀行の忍者部隊長”に!?

2021年4月18日(日)より、WOWOWプライムにてスタートする「連続ドラマW 華麗なる一族」。このほど、本作の追加キャストが発表され、主人公・万俵大介(中井貴一)を中心とする万俵家以外のメインキャストが明らかになった。

これまで度々映像化されてきた山崎豊子の同名小説を、WOWOW開局30周年記念の一環として制作する本作。大阪万博を間近に控えた高度経済成長期の関西を舞台に、富と権力獲得の手段として関西の政財界で閨閥を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、“華麗なる一族”の繁栄と崩壊を描く。

中井貴一演じる大介の他、彼の長男・鉄平(向井理)、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)、大介の愛人・高須相子(内田有紀)、大介の妻・寧子(麻生祐未)ら、万俵家の面々を演じるキャスト陣が続々と発表されてきたが、今回新たに万俵家を取り巻くキャスト陣が一挙に明らかになった。

大介の野望に翻弄される(!?)7人のキャストが判明！

まず、金融再編成を進める時の大蔵大臣・永田格を演じるのは石坂浩二。美馬中(要潤)とは銀行局長時代から密接に繋がっており、それ故に大介とは深い付き合い。銀行を再編成し大型化する「金融再編成」の構想を語る中で、永田は大介に「銀行の合併は規模で決まるものではない」と示唆する。

その永田の言動を察しながら暗躍する常務・芥川役には高嶋政伸。対政界、対大蔵省工作を主な仕事としており、政・官界の人脈地図に精通。他行より一刻も早く正確な情報を得る能力を持つことから“阪神銀行の忍者部隊長”とも呼ばれている。

また、鉄平と旧知の仲で、阪神銀行と並ぶ都市銀行である大同銀行の新頭取・三雲祥一を石黒賢が、鉄平の隠れ家として度々登場する大阪・新町の待合「つる乃家」の大女将・つる子を萬田久子が、その養女であり東京・麻布の「つる乃家」の若女将・芙佐子を田中麗奈が演じる。

さらに、鉄平と共に高炉建設に尽力する阪神特殊製鋼の工場長・一之瀬役を加藤雅也が、その息子で同じ く阪神特殊製鋼で働く青年・一之瀬四々彦役を工藤阿須加が務める。この7人もまた、不気味で巨大な権力機構である銀行の波に飲まれ、運命を大きく狂わせていく。