<おちょやん>まるでマシンガン!杉咲花“千代”怒涛の大阪弁に地元ファンからも驚きの声

2021/01/08 13:05 配信

ドラマ

「おちょやん」第25回(C)NHK

杉咲花、大阪弁は「最初は不安だった」


逆境にも一切めげない千代と、そんな千代をはつらつと演じる杉咲に、視聴者からは喝采の声が上がる。第25回の放送後には「千代ちゃんの啖呵は聞いていて気持ちいい!」「『お世話しましたぁぁ!』で吹いたww」「杉咲花ちゃんの演技に元気がもらえる」といった声でにぎわった。

さらに本作で注目を集めているのが、杉咲の達者な大阪弁。幼少期の千代(毎田暖乃)の奮闘を描いた第1・2週では出身地・河内のことばが使われたが、大阪・道頓堀での奉公を経て、杉咲演じる本役・千代の言葉はコテコテの大阪弁だ。

千代のモデルである女優・浪花千栄子もまた、流れるような大阪弁が人気であった。言葉がきついと言われる河内出身で、ラジオドラマ「アチャコ青春手帳」では花菱アチャコの母みどり役をつとめ、人気を博した。早口の河内弁でアチャコを叱ったり励ましたり、愛情のこもった喧嘩口調が“大阪のおかあさん”と親しまれる所以だ。

せりふの大阪弁は、撮影が始まる10カ月以上前から大阪に毎週通って特訓したという。NHK「おちょやん」公式サイトに掲載された杉咲のインタビューでは「最初は『自分にしゃべれるのかな』と不安になったくらい、難しくてドキドキしていました(笑)。でも、方言ならではのぬくもりが感じられるし、人との距離感も縮まるように思えて、今はすごく好きなことばです」と、大阪弁について語るコメントが紹介されている。

東京出身ながら早口の大阪弁を流ちょうに操る杉咲に、「杉咲花ちゃんの大阪弁がネイティブから見てもネイティブな件」「大阪弁のイントネーション完璧やな!」「プロフィールに大阪出身て描いてもバレへん」「きれいな大阪弁やったおばあちゃんの言葉を思い出す」など、地元ファンからも絶賛の声が上がっている。

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