――萌子美は子どもの頃からの言動が原因で周囲から変わり者だというレッテルを貼られてしまいますが、小芝さん自身が周りから「ちょっと変わっているね」って言われたことは?
自分自身では普通だと思っているので(笑)、言われたことはないです。自覚症状もないし、本当に残念なぐらい無個性。
だから昨年、今回と同じ土曜ナイトドラマ枠の「妖怪シェアハウス」(テレビ朝日系)の撮影中でも周りにいる個性豊かな人にひかれるんです。人とは違う能力や感性を持っている人は輝いて見えます。
――2021年の干支は「丑年」。小芝さんは“年女”ですが、どんな1年にしたいと思っていますか?
ゆっくりでもいいから一歩一歩大事にしながら前に進める1年になったらいいなと思います。
自分の中で「あ、勇気ある一歩を踏み出せている」っていうことを積み重ねて、自分のできることが少しでも増えていたらいいですね。
――「丑年」にちなんで、最近「ウッシッシ」と思わず笑ってしまうぐらいうれしかったことは?
もう成人しているので恥ずかしいんですけど…、先日祖父母からお小遣いをもらいました!(笑)
――おっ! それは「ウッシッシ」ですね(笑)。
そうなんです! 今はもうお年玉ももらう側からあげる立場になっているので、ものすごくうれしかったです。
――では、最後にメッセージをお願いします!
誰もが他人に貼られたレッテルの中で生活しているし、知らず知らずのうちに狭い世界で生きていたりする。私も同じようなことを感じていたので、脚本を読んだ時にすごく共感できました。
何かに悩んでいる人に優しく寄り添ってあげられるような作品になると思うので、ぜひ見てください!
◆取材・文=月山武桜
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)