<おちょやん>お見事!板尾創路“万太郎”公開早替え 仕掛けには衣装スタッフのこだわりも

2021/02/03 19:05 配信

ドラマ

「おちょやん」第17回より(C)NHK

番組公式Twitterが衣装のヒミツを公開!


見事な着替えっぷりは、見る者の度肝を抜いた。
NHKサイトで毎日コメントを投稿する「おちょやん」レコメンダー・矢部太郎は、万太郎の着替えシーンイラストを添えて「万太郎の着替え!!衝撃!ようわからへんけど、すごい...。千代ちゃんの言う通りです」とコメント。視聴者からも「万太郎タダモノじゃない」「ホンマようわからんけどすごい(笑)」「万太郎さんの着替えどうなってるんだろ?仕組みが気になる」といった声でにぎわった。

第43回のオンエア後、「おちょやん」公式Twitterは「衣装さんに見せてもらいました」と、万太郎の衣装を写真つきで解説。前身ごろと後見ごろがそれぞれ右胸あたりで二つに分かれるようになっている仕組みを公開した。

着用時、衣装の右半身と左半身を留めているのはマジックテープではなく、スナップボタン。「テープは音がするので」「(ボタンは)目立たぬようていねいに縫い込まれていました。万太郎さんが動いたときにははずれないよう、でも引っ張ると気持ちよくはずれるように。絶妙な固さでした…衣装さんすごい…」と、衣装スタッフのこまやかなこだわりも説明した。

舞台上での早替えは芝居小屋での見せ場の一つ。そのほか、千代と天晴たちとの会話の中にノリツッコミが取り入れられたり、千代・天晴・徳利が3人で漫才のようなやりとりを見せたりと、少しずつ作品全体に喜劇の色が濃くなってきている。道頓堀に戻ってからの千代の日常は、千代の喜劇役者修業にもなっているようだ。

2月4日(木)は第44回を放送する。持前の機転と思いやりで徳利を万太郎一座から連れ戻した千代。旧天海一座の4人が揃い協力して千之助を劇団に引っ張り込もうと期待した矢先、一平が漆原(大川良太郎)に「自分の喜劇に女形は要らない」と言い出し新たな火種が巻き起こる。

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