3月12日(金)の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)では、福島第一原子力発電所の現場で命がけで奮闘した人々を描いた映画「Fukushima 50」(フクシマフィフティ)を本編ノーカットで地上波初放送。緊迫の状況をリアルに描き出し、第44回日本アカデミー賞で12部門優秀賞を受賞した本作では、主演の佐藤浩市をはじめ、渡辺謙、吉岡秀隆、緒形直人、火野正平、平田満、萩原聖人、吉岡里帆、斎藤工、佐野史郎、安田成美といった俳優陣が出演している。
2011年3月11日、日本の観測史上最大となる東日本大震災の発生に伴い、福島第一原子力発電所に危機的事態が訪れる。その時、現場に留まり命懸けで日本を守り抜いたのは、名もなき50人の作業員たちだった。その時、彼らに目を向けた世界のメディアから“Fukushima 50”(フクシマフィフティ)と呼ばれる。
未曾有の被害をもたらした原発事故。日本が、そして世界が固唾を呑んで見守る中、果たして現場では何が起きていたのか…。戦い続けた人々の姿を事実に基づいて描いた、知られざる物語。
原作は、福島第一原発事故の関係者90人以上への独自取材と実名証言で綴られた、ジャーナリスト門田隆将のノンフィクション作品「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」。本作の監督は『沈まぬ太陽』や『空母いぶき』などを手掛けた若松節朗が務める。
メインの舞台となる中央制御室と緊急時対策室のセットは、関係者も驚くほど正確かつ大規模に再現され、避難所のシーンなどをはじめ約2,200人ものエキストラが参加。さらに、日本映画史上初となるアメリカ軍の協力を得て、米軍の横田基地での撮影が敢行された。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)