<おちょやん>“兄弟喧嘩”にすがすがしい結末 板尾創路「ええ戦いやったな、ということ」

2021/03/12 15:27 配信

ドラマ

「おちょやん」第70回(C)NHK

杉咲花がヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は一週間の振り返り)。3月12日放送の第70回では、元“須賀廼家兄弟”の万太郎(板尾創路)と千之助(星田英利)の兄弟喧嘩の結末が描かれた。(以下、ネタバレがあります)

万太郎一座と鶴亀家庭劇、軍配は?


千之助と万太郎の因縁が描かれている第14週「兄弟喧嘩」(第66~70回/3月8~13日)。決別した2人の喧嘩はそのまま「万太郎一座」と「鶴亀家庭劇」の興行成績として、公に決着がつけられることとなった。

万太郎にどうしても勝ちたい、こそこそ隠れるような真似はもうしたくない。その一心から自分自身を見つめなおし、一平(成田凌)や家庭劇のメンバーとも今までより理解し合うことができた千之助。

すべてを注ぎ込んで作った舞台「丘の一本杉」は大好評で、興行中に呼び込んだお客の人数は、道頓堀一と言われる「万太郎一座」とたったの15人差。勝負に負けはしたものの、家庭劇のメンバーは誰もがすがすがしい笑顔でその結果を受け止めた。

その後、万太郎と千之助は20年ぶりに2人だけで顔を合わせた。2人とも、憑き物がとれたように表情は穏やかだ。

万太郎がどこか嬉しそうに「たった15人、そんなもんはただの運や。次こそは圧倒的に差をつけて、道頓堀一の芝居を見したる」と語り掛ければ、千之助も「けどまぁ久々にええもん見せてもろたわ。にいさんのほんまにうれしそうな顔よ」と笑いかけた。