<おちょやん>“家庭劇”メンバーの決断に涙…!名シーンに杉咲花も感慨「思い出すだけで泣けてきます」

2021/04/02 11:09 配信

ドラマ

最初は独りぼっちだった千代(杉咲花)だが…(C)NHK

杉咲花がヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は一週間の振り返り)。4月2日放送の第85回では、戦争が厳しくなる中での家庭劇メンバーの決断が印象的に描かれた。(以下、ネタバレがあります)

「うちの守りたかった家庭劇は…」


第17週「うちの守りたかった家庭劇」(第81~85回/3月29日~4月3日)では、昭和20年の大阪の様子が描かれた。鶴亀・大山鶴蔵社長(中村鴈治郎)の経営判断で解散となってしまった「鶴亀家庭劇」。空襲から家族を守るため生きることに必死だったメンバーはみな葛藤を抱えながらもその決定に従い、最後は千代(杉咲)一人だけになってしまった。

そして第85回。たった一人で稽古場を掃除する千代の前に寛治(前田旺志郎)が姿を見せた。千代が「どうせ失うもん何もあれへんしな」という寛治と2人で「鶴亀家庭劇」の過去の演目「手違い噺」の台本を読み合わせていると、ルリ子(明日海りお)が、徳利(大塚宣幸)が、天晴(渋谷天笑)が、漆原(大川良太郎)が次々と稽古場に戻ってきた。

小山田(曽我廼家寛太郎)、香里(松本妃代)も戻り、千之助(星田英利)が戻った時にはメンバーたちが隠れて驚かす一幕も。千之助の横には、出征した百久利(坂口涼太郎)が好きだという酒瓶も置かれ、一平に至っては、公演を打つための劇場を押さえてきていた。

「うちの守りたかった家庭劇は、みんなのいてる家庭劇や」。しみじみ語った千代の目には、家庭劇のメンバーたちの笑顔が映っていた――。

関連番組