<おちょやん>松本妃代“香里”の真ごころに感動の声「素敵な関係」「救われる」

2021/04/21 11:39 配信

ドラマ レビュー

「おちょやん」第98回(C)NHK

ヒロイン・千代(杉咲花)の夫・一平(成田凌)の不貞が発覚し、揺れに揺れている連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は一週間の振り返り)。4月21日放送の第98回では、憔悴しきった千代を励ます劇団仲間の香里(松本妃代)に注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)

一平と灯子(小西はる)をめぐり、鶴亀新喜劇を揺るがす問題が巻き起こった第20週「何でうちやあれへんの?」(第96~100回/4月19~23日)。98回では、稽古にも顔を出さなくなった千代を心配して香里が訪ねてきた。当時かなりの高級品だったバナナをひと房まるごと抱えて。

気力もなくなり座敷でぼんやりしている千代を見て、香里はズバリ「灯子にややこでもできたんか」と言い当てた。灯子のそぶりから、薄々感じ取っていたという。

そして「今まで、悔しいさかいずーっと黙ってたけどな、あんたが座長とめおとになる前、うち、あいつに言い寄ってたやろ。あれ、案外本気やったんやで」と打ち明け、「おかげで、そのあとはろくでもない男にしか出会わんと、今でも独り身や。どうしてくれんねん。せやさかい、簡単に別れるようなことは許さへんで。ここが正念場や。しっかりし!」と、香里らしい言葉で千代を力づけた。

香里が劇団に加わった当初は、衝突したこともあった2人。だが、戦争やその後の地方巡業の時期をともにくぐり抜ける中で、2人の間にはしっかりと絆が育っていた…。そんなことをうかがわせるやり取りだ。

みつえ(東野絢香)が千代を励ます場面もあり、友情の絆が感動を呼んだこの日、「#おちょやん」がTwitterのトレンドトップ5圏内まで浮上する反響となった。

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