山路和弘「絶対イイ人」村唯一の商店を取り仕切る前田善一を演じる<ちむどんどん>

2021/06/08 15:14 配信

ドラマ 速報

「ちむどんどん」に出演する山路和弘※提供写真

山路和弘が、黒島結菜がヒロインを務める連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK総合ほか※2022年春放送)に出演することが発表された。同ドラマは、2022年に米国からの返還50周年の節目を迎える沖縄を舞台に、ふるさと沖縄の料理に夢をかけたヒロイン・比嘉暢子(黒島)と、そのきょうだいたち家族の笑って泣ける朗らかな50年の物語を描く。脚本家・羽原大介によるオリジナル作品で、語りは沖縄出身のジョン・カビラが務める。

山路が演じるのは、暢子らが暮らす村のただ一軒の商店である「共同売店」を取り仕切る前田善一。地域の役員も兼ねており、比嘉家の両親の良き友人でもある。長きに渡って比嘉家を見守っていく。

山路は、同作への出演について「『沖縄やんばる地方の前田善一』。これだけで『絶対イイ人』なんだろうなと想像できる。恥ずかしながら、この私、四十何年ほぼ悪役人生。20年程前たった一度、舞台で終戦直後の長崎でキリスト教の布教に携わる正真正銘の善人を演じた折、全く役に近付けずお手上げ。夜中の雨の六本木の路地裏で座り込み、天に向かって呟いた。「神よ…」。油汗滲む恥ずかしい思い出」とコメント。

「折角与えて頂いた善人。『あきさみよー神様、助けてくぃみそーれー!』となりません様。脚本も知らぬのに、勝手に善人と決め、おもいをめぐらせています」と意気込んでいる。

舞台の地である沖縄については「『ちゅら海水族館』。そして一番気になる、その後の首里城」と印象を明かした。

ちむどんどん」出演者は、6月1日から3週にわたり、NHKドラマ公式Twitterおよびドラマトピックスにて発表。2週目となる6月8日には山路の他、宮沢氷魚山田裕貴前田公輝片桐はいり石丸謙二郎渡辺大知の出演が決定している。1週目では暢子の母親・優子役に仲間由紀恵、父親・賢三役に大森南朋、兄・賢秀役に竜星涼、姉・良子役に川口春奈、妹・歌子役に上白石萌歌の出演が発表された。