竹野内豊、黒木華ら『イチケイのカラス』がクランクアップ「すばらしい作品に参加できたことを本当に幸せだと思っています」

2021/06/14 12:24 配信

ドラマ

ドラマ「イチケイのカラス」がクランクアップを迎えた(C)フジテレビ

最終話あらすじ


裁判官であるみちお(竹野内豊)が、元同僚の弁護士・青山(板谷由夏)と癒着し、無罪判決を出しているという告発記事が週刊誌に掲載された。そんな中、みちおを呼び出した日高(草刈民代)は「地裁の裁判官の任期は10年。任期満了後にはほとんどが再任される。問題のある裁判官以外は…」と告げる。

みちおの任期終了まであと3週間。再任を実質的に決定するのは、みちおと因縁のある香田健一郎(石丸謙二郎)が事務総長を務める最高裁判所事務総局だった。坂間(黒木華)や駒沢(小日向文世)は、ゴシップ記事の裏で何か大きな力が働いていると考え、みちおが捜査権を発動している重過失致傷事件を検証し直すことに。

事件の被告人は大学生の笹岡庸介(菅原健)。自転車競技の大会に向けて深夜に自主練習をしていた際に、左側通行を守らず、家族連れと衝突事故を起こしてしまった。その事故で、7歳の少女が意識不明の重体となっている。

笹岡は、角を曲がる際に工事用のガードフェンスがあったために右側を走るしかなかったと主張。しかし、検察の調べによると、深夜に工事を行っていた記録は一切ないという。

坂間は「大きな力で真実をねじ曲げるなら司法はそれを許さない」と言ってみちおへの協力を申し出る。みちおは、そんな坂間に「この案件が最後になろうとも、僕はいつも通りやるよ」と返す。