清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。7月9日放送の第40回では、“りょーちん”こと亮(永瀬廉)が百音(清原)や幼なじみたちに、これまでよりも少し素直な思いを口にする展開。「前を向くしかない」と自分に言い聞かせる亮の姿に、視聴者からも感動の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
第8週は「それでも海は」(7月5日[月]~9日[金])を放送中。8日放送の第39回では、亮の父・新次(浅野忠信)が妻・美波(坂井真紀)を失ったつらさを吐き出した。
「一杯飲みながら、一緒に親バカだなぁって言い合える美波がいないから…」と泣きじゃくる新次。父を支えたいとけなげに頑張ってきた亮にとって、その姿を見るのはやりきれないことだった。
亮は、「メカジキ50本挙げて、祝杯あげてぇけど!俺、誕生日まだだから酒も飲めねえし」と涙ながら新次に語りかけた。父に前を向いてほしい、それなのに自分では父を支えきれない、そんなもどかしさが滲む。それまで誰にも弱みを見せることなく、孤独の中で耐えてきた亮が初めて感情をむき出しにした瞬間だった。
そして、続く第40回では亮に小さな心境の変化が…。百音や幼なじみにも素直な思いを語る場面があった。
船の生活をきついけれど「海は嫌いになれない、海に恨みはない」と穏やかに百音に打ち明けた亮。未知(蒔田彩珠)や明日美(恒松祐里)、三生(前田航基)らが集まる中では涙も浮かべながら、「俺は、親父とは違うから。過去に縛られたまんまで何になるよ。俺らは俺らの好き勝手やって生きていく。俺らが前を向くしかないんだ」と、自分に言い聞かせるように口にした。
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