【視聴熱】「カルテット」最終回に早くも続編を望む声も!

2017/03/22 13:39 配信

ドラマ

オンエア前の特別試写会時、劇中での担当楽器を持って登場した4人

軽井沢を舞台に、秘密を抱えた30代の男女4人の思いが交錯するドラマ「カルテット」(TBS系)が3月21日に最終回を迎えた。22日発表された「視聴熱(※)」デイリーランキングでは、61444pt(ポイント)を獲得し第1位。火曜日のデイリーランキングでは、第1回から最終回までほとんどが1位という大反響の結果となった。

最終回、自らの罪を償うため、出頭した真紀(松たか子)は、住民票などの不正所得で訴えられるが、執行猶予処分となる。一方、すずめ(満島ひかり)、家森(高橋一生)、別府(松田龍平)も真紀の仲間だったとして好奇の目にさらされるが、気にすることなく生活を続けていた。しかし、なかなか帰ってこない真紀にいら立ちを覚えた3人は、雑誌に掲載された写真を手掛かりに真紀を捜しあて、別荘へと連れ戻す。真紀は、そんな3人に「大ホールでコンサートをしよう」と提案する。

本作は、第1話が放送された1月17日のデイリーランキングから、視聴熱46943ptと他のドラマを圧倒する数字をたたき出していた。放送開始以降も反響は衰えず、火曜日のデイリーランキングでは常に視聴熱20000ptを超える数字を記録し、最終章の第8話では44918pt、第9話は40881ptと高ポイントが続いていた。視聴者からは「4人に会えなくなるのがさみしい!」「4人はこれからどうなるんだろう」と早くも続編を希望する声で盛り上がりを見せている。

また、最後にコンサート内に登場したバイオリンを抱えた女性について、「手紙の送り主では?」といった予想も飛び交い、最後まで謎を残す結果に、視聴者は興奮冷めやらぬ様子だ。

「東京ラブストーリー」や「最高の離婚」(共にフジ系)など、名作を作り続けている脚本家・坂元裕二の手腕が光り、魅力的な4人の会話劇が話題になっていた。

ドラマスタート前の特別試写会時、満島は坂元の脚本について、「そんなことになるかなと思って(台本を)読んでるんですけど、現場の空気でお芝居していると、書かれている通りに自分のお芝居がなってしまう。なんか魔法使いのような本を書く人だなって思いました」とコメントしている。高橋も「口語のように聞こえるんだけど、実は口語ではなかったりとか、特殊な言葉使いをして、とても余白を大事にされています。本当に信頼できる脚本家さんです」と語っていた。

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