警察と法医学はお互いが協力をして、共存共栄で事件を解決するのだか、時にはそれぞれの主張というのが出てくることもある中、今の堂本にはそれがない。それはなぜか。堂本にとって今の7人が最高のチームだから。お互いが分かり合っていて、そういうトラブルは絶対に起きない。
だが第3話で描かれる20年前は、時には引いたり突っ込んだりしていかなければいけないところを、堂本は若かったから引かなかった。それがきっかけで、相手の弱点を突いてしまい、出なくていいものまでが出てきたんですね。
ただ、当時の堂本は曲げないところはあったけれど、心は相手をちゃんと尊敬してると思います。何よりも一番大事なのは、互いに尊敬すること。だからこそ、第3話では6人のメンバーが雰囲気を作ってくれたことをきっかけに、いったん消え去った20年前の事件の真実をもう一度見たいと思い直したんだと思います。
6人の刑事には情熱、それぞれを支え合っている友情、それと、現実の厳しさにちゃんと乗り越える力を持っている。第3話では、そういう6人の力をもらって、堂本も久々に若返ってあちこち行って行動することになりますから、このチームのいい形というのを見てもらいたいですね。
それと同時に、警察や法医学などその職業している人に対して、僕らは敬意をもって演じたいし、見てくださる方にも敬意をもって見てもらいたいですね。こういう人たちにわれわれは支えられて、毎日を生きているんだと。そう感じられる点も、この第3話では描かれていると思います。あとは、堂本の苦労した過去がちょっと分かるかな…(笑)。
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