菅波先生(坂口健太郎)の“キャラ変”にほっこり「過去が気になる」の声も<おかえりモネ>

2021/08/02 21:30 配信

ドラマ レビュー

「おかえりモネ」55話より(C)NHK

清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。8月2日放送の56話は、緊急時に百音(清原)が菅波(坂口健太郎)に助けを求める、という展開。2014年春の出会いから3年目、菅波のキャラクターの変化が丁寧に描かれている。(以下、ネタバレがあります)

今週は第12週「あなたのおかげで」(56~60話/8月2日[月]~6日[金])を放送中。2016年夏、大型の台風が異例の進路をたどり東北の太平洋側に迫っていた。

そんな中、百音が下宿に帰ると、ちょうど下宿先の大家・菜津(マイコ)の祖父・肇(沼田爆)がオリンピック観戦に夢中になりすぎて熱中症に。菜津たちが途方に暮れる中、百音はハッと思いつき、裏口を通ってコインランドリーへ。そこには、夜勤明けで洗濯が終わるまでの間居眠りしている医師の菅波の姿があった。

百音に「菅波先生!起きてもらっていいですか?こっち、来てもらっていいですか?」と起こされ、わけもわからず呼び込まれた菅波。意識もうろうとする肇を見ると手際よく脈を取り、やってきた救急車に対応した。

一段落した後、「おじいちゃんの様子、わかったら一応連絡ください」と言い置いて帰っていった菅波。肇が無事帰宅し、百音がそのことを報告するため電話すると、仕事中だった菅波は忙しく手を動かしながらも「そうですか」と笑顔を見せた。

序盤は警戒心あらわで「めんどくさい」の声も…


おかえりモネ」初回から登場している菅波だが、序盤はかなりの不愛想キャラ。第2話、百音の「先生はどうしてお医者さんになろうと思ったんですか」の問いかけに「ほとんど話もしたことない人から、いきなりされる内容じゃないと思うんですが…」と警戒心をあらわに。

ほかにも、百音の精神的な甘さを厳しく指摘するなど冷たい印象が強く、視聴者からも「菅波先生めんどくさいタイプか…」「菅波先生とはどうしても気まずくなってしまうモネ」といった感想が飛び交った。