西島秀俊“凌介”のもとに衝撃の荷物が届くラストにゾクゾク<真犯人フラグ>

2021/10/11 12:00 配信

ドラマ レビュー

西島秀俊主演のミステリーが開幕!(C)NTV

西島秀俊主演のドラマ「真犯人フラグ」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の第1話が10月10日に放送。2クールに渡って繰り広げられるミステリーは、開幕早々、寒気立つ展開で視聴者を引き付けた。(以下、ネタバレがあります)

日本中から疑惑の目を向けられる凌介


同作は、ごく普通の真面目なサラリーマン・凌介(西島)が、日本中の注目を浴びる“疑惑の男”になりながらも、家族失踪の真実を追うミステリー。企画・原案の秋元康をはじめ、2019年に放送されたドラマ「あなたの番です」の制作スタッフが再集結したことも話題になっている。

2022年1月期までの2クール連続放送となるなかの第1話は物語への導入として重要だが、十分に期待に沿うものだった。

中堅の運送会社・亀田運輸のカスタマーサービス部に勤務する凌介は、妻の真帆(宮沢りえ)、高校2年生の娘・光莉(原菜乃華)、小学4年生の息子・篤斗(小林優仁)の4人家族。現在は団地住まいだが、建築中のマイホームの完成を心待ちにしていた。

ある日、仕事を終えて凌介が帰宅すると誰もおらず、3人で映画にでも行ったのかと思い、大学で同じサークルだった日野(迫田孝也)が開いた店へ向かった。その後、深夜に帰っても真帆たちの姿はなく、そのまま夜が明ける。

凌介は警察に届けるが、家出の可能性もあり緊急性が認められないと言われる。困り果てた凌介は、大学時代の友人で週刊誌の編集長・河村(田中哲司)に相談し、記事化の提案を受け入れた。

記事になったことで真帆たちの失踪は注目され、凌介に同情の声が集まるが、あるSNSの投稿をきっかけに一転して“疑惑の夫”になってしまう、というストーリーが展開した。