視聴者の考察がさっそく盛り上がる!
考察ブームを巻き起こした「あな番」のスタッフによるミステリーということで、さまざまな場面が伏線になるかと、視聴者からの指摘が放送中に相次ぎトレンド入り。また「あな番」は音響でも怖さをあおられたが、今回も同様にゾクゾクとさせられた。
ラストでは凌介のもとに「お探しのものです」と書かれた荷物が届くという衝撃に、「トラウマ級」「心臓に悪い」といった声が上がった。
公式Twitterでは10月1日から登場人物のなかで「怪しいと思う人」の投票を受け付け、ランキング形式で毎週発表する企画「#みんなの真犯人フラグ」がスタート。第1回の結果では、第1位がITベンチャーを立ち上げた若手起業家・橘一星(佐野勇斗)、第2位が事件当日に凌介に接触した謎の女・陽香(生駒里奈)、第3位が凌介の部下である瑞穂(芳根京子)となった。
しかし、それ以外にも怪しい行動、仕草、表情のキャラクターばかりで、考察したくなる仕掛けが満載だった。物語では凌介がSNSによって犯人の“フラグ”を立てられてしまうが、現実では視聴者がSNSで真犯人探しの意見を交わすという構造が本作の醍醐味になっていくだろう。第1話冒頭、別の謎が多い事件のニュースについて凌介は「真犯人は、これ見て笑ってるかもよ」と言っていたが、凌介の関わる事件で笑っているかもしれない真犯人の考察がさっそく盛り上がりを見せている。
第2話は10月17日(日)に放送される。犯人扱いされる凌介が勤める会社には苦情電話が殺到。瑞穂は、憔悴(しょうすい)する凌介に真帆たちの捜索の協力を申し出る。そんななか、真帆たちの最後の足取りが判明する。
(文=ザテレビジョンドラマ部)