西島秀俊“凌介”にさらなる悲劇の始まり 驚がくの“お届け物”と謎だった人物が明かされた第9話<真犯人フラグ>

2021/12/13 11:00 配信

ドラマ レビュー

一星(佐野勇斗)たちに相談する凌介(西島秀俊)(C)NTV

2021年10月期、2022年1月期の2クール連続放送となる、西島秀俊主演のドラマ「真犯人フラグ」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の第9話が12月12日に放送。第9話では、失踪した家族を待ち続ける凌介(西島)にとって大きなショックとなる怒濤の展開が繰り広げられた。(以下、ネタバレがあります)

凌介の元に再び冷凍の荷物が届く


同作は、ごく普通の真面目なサラリーマン・凌介が、日本中の注目を浴びる“疑惑の男”になりながらも、家族失踪の真実を追うミステリー。企画・原案の秋元康をはじめ、2019年に放送されたドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)の制作スタッフが再集結した。

第9話は、“あな番”と3回目のクロスオーバーとして、前2話で名前のみ出ていた久住(袴田吉彦)がスペシャルゲストとして登場。凌介の妻・真帆(宮沢りえ)が参加した11年前に行われた大学蹴球部の同窓会で姿を見せた。

その同窓会は今作のストーリーでも重要なものに。そこで真帆と、凌介たちの新居を担当する住宅メーカーの営業担当・林(深水元基)が会い、不倫関係になった。とはいえ、これは真帆から相談を受けていたという朋子(桜井ユキ)の証言によるもの。奇行が続き、自宅に何かを隠しているそぶりもある朋子だけに、全てが本当かは信じがたい一面もある。

ショックを受けつつも、真帆のことを信じたいという凌介だったが、ラストでさらに驚がくの出来事が。会社に冷凍便の荷物が届き、その中には氷漬けされた息子・篤斗(小林優仁)が入っていたのだ。

第1話で別の少年の氷漬け遺体が届いていたが、そのリフレインとなるような展開にゾッとさせられた。