清野菜名と坂口健太郎が出演する火曜ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS系)の最終回が12月21日に放送され、明葉(清野)と百瀬(坂口)が迎えた結末に、視聴者からも喜びと祝福の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
「婚姻届に判を捺しただけですが」は、有生青春の同名漫画が原作。30歳サラリーマン・百瀬と、彼が“不毛な恋の隠れみの”のため偽装結婚を申し込んだ明葉の2人が繰り広げる“ふいキュン”ラブコメディー。
うその結婚をやめ、いったん離婚した明葉と百瀬。第9話で互いの思いを確認しあい、ついに両想いとなったが、続く最終話では、また新たな気持ちの食い違いが生まれる…という展開だった。
お互いの思いが“ラブ”であることを確認し、すぐにでももう一度結婚したい百瀬と、“偽装”ではなく本当に夫婦になるならきちんとお互いを知ってから段階を踏んで籍を入れたい明葉。それまで住んでいた家を引き払わなければならなくもなり、とうとう別々に住むことに…。
だが、そこで百瀬が動いた。明葉の赤いソファーに座って2人で晩酌する時間が何よりも大切だったと自覚した百瀬は、リサイクル業者に引き取られようとしていたソファーを取り戻し、明葉に素直な思いを告げた。
「あのソファーが運ばれていくとき、気づいたんです。僕の幸せは、明葉さんと一緒にあのソファーでビールを飲んでる時間なんだって」「僕は、明葉さんと幸せになりたいです」。そう言って明葉を抱きしめた百瀬に、明葉も「私もです。私も、百瀬さんと幸せになりたいです」と答えた。
「結婚しましょうか。籍を入れるとか、入れないとか、正直どっちでもいいです。でも私たち、判を捺してこうして出会えたんだから、また判を捺してみたらもっといいことあるんじゃないですかね」と明葉。2人は笑顔で顔を見合わせ、ロマンチックなキスを交わした。
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