上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。12月27日放送の第41回から、新キャストの片桐春彦(風間俊介)が登場した。爽やかな好青年そのものの片桐に視聴者の注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)
今週は第9週「1962」を放送中。平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)の夫婦が営むクリーニング店に住み込みで働き始めたるい(深津)が、店にやってくるさまざまな客との出会いを通じて大都会で成長していく姿が描かれる。
第41回では、新たな来客として風間演じる片桐が登場した。
「こんにちは、これ、お願いします」と、万年筆のインクの染みがついてしまったワイシャツを持ちこんだ片桐。「キャップ開けたまま万年筆入れてしもて」と照れくさそうな笑顔を見せる片桐が、るいは気になる様子。さわやかに去っていった片桐を見送り、(なんのお仕事じゃろ。お仕事も人柄も、誠実なんじゃろな)(字もきれいじゃった。育ちがええんじゃろなぁ)と、その人となりを想像して楽しんだ。
そして、ワイシャツの洗濯が仕上がった週末、片桐が再び店にやってきた。その時るいは、コワモテの男・田中(徳井優)に言いがかりをつけられ、ピンチのさなか。片桐は、カウンターを蹴ってるいを脅していた田中に「あなたのしていることは立派な恐喝です。それにカウンターを蹴る行為は威力業務妨害にあたります」「うちの弁護士事務所にも相談があったんですよ」と毅然と対応し、るいを助けた。
田中が去った後、るいが「弁護士さん、なんですね」と問いかけると「…の、卵です、正確には」とほほ笑み、るいが読んでいた小説に目をとめ「僕も好きです…O・ヘンリー」と言い残して去っていった。
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