ザテレビジョンがおくる、2021年10~12月放送ドラマを対象に開催した「第110回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」全8部門の受賞作・受賞者が出そろった。最優秀作品賞は吉高由里子主演の「最愛」(TBS系)が受賞。殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高)と、事件を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)を中心に、切ない愛の物語と謎解きサスペンスを展開した。「最愛」は作品賞のほか、吉高の主演女優賞、監督賞(塚原あゆ子D、山本剛義D、村尾嘉昭D)、脚本賞(奥寺佐渡子氏、清水友佳子氏)と4部門を制した。
主演男優賞に輝いたのは、大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合ほか)の吉沢亮。近代日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一役で、激動の人生を13歳から91歳まで演じ切り、その演技力が改めて認められた。同作からは、最後の将軍・徳川慶喜を演じ、大きな存在感を見せた草なぎ剛が助演男優賞を受賞。栄一との深い絆は視聴者の感涙を誘った。
道枝駿佑と目黒蓮のW主演で高校生たちの恋を描いた「消えた初恋」(テレビ朝日系)からは、2人のクラスメート・橋下美緒を演じた福本莉子が助演女優賞、またダブル主題歌の一曲、なにわ男子の「初心LOVE」がドラマソング賞に輝いた。
ドラマアカデミー賞の特設サイトでは、各受賞者のインタビューや、過去の受賞一覧などを掲載している。
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