今後の伏線も!?「ひよっこ」名場面&名セリフを振り返る(1)

2017/04/30 13:56 配信

ドラマ

お父ちゃんの“クセ”に注目


頬を触るのは、実の癖だという(C)NHK


稲刈りが終わり、実が東京へ戻る日がやって来た第7回(4月10日)。実は別れ際、寂しくならないようにと明るく振る舞うみね子の頬を、両手で包む。実はこの後行方知れずになるため、2人にとって大切なシーンだ。

同番組の公式ホームページにて公開されているインタビューで、沢村は「実さんの癖として、子どもたちのほっぺたを触るしぐさを何回もやりました。お父さんの印象としてそのしぐさが記憶に残って、それが後になって何かにつながるといいなと思っています」と話している。

この場面が、後々の展開に生きてくるのだろうか?

手つなぎシーンにキュンッ


初々しいカップルのような2人のやり取りが印象的だった第7回(4月10日)(C)NHK


同じく第7回、実はバス停までの道中、見送りに来た美代子の手を無言で握る。そして、美代子は照れながらも「東京には、私なんかよりとでも(とても)きれいな女の人、たくさんいんじゃないの?」と一言。

初々しいカップルのような2人のやりとりに、SNS上では「木村佳乃さんよりきれいな人は、東京にもそうそういない…」「その手つなぎはキュンと来るな…!」などの声が上がった。

「いばらぎ」じゃなくて「いばらき」です!


第11回(4月14日)では美代子が単身、東京へ出てきて実を探す展開に(C)NHK


行方が分からなくなった実の情報を得ようと、美代子が上京。赤坂警察署を訪れる。だが、担当警官からは「行方不明になる出稼ぎ労働者はたくさんいる」と、どこか突き放された対応をされてしまう。

その時、美代子は涙ながらに訴える。「私は、出稼ぎ労働者を1人探してくれと頼んでるんではありません。(中略)谷田部実という人間を探してくださいとお願いしています。ちゃんと…ちゃんと名前があります!」

木村の迫真の演技が光った第11回(4月14日)のこのシーンは、「『いばらぎ』じゃなくて『いばらき』です!」というせりふも話題を呼んだ。翌15日に放送された「土曜スタジオパーク」(NHK総合)に生出演した木村も、その反響の大きさを語っていた。

【(2)へ続く】