高橋一生“志村”「どこからどこまでを知ってるんだ…?」“演出家”を捕らえるべく柴咲コウ“キリコ”が作戦を持ち掛ける<インビジブル>

2022/04/28 06:00 配信

ドラマ

「インビジブル」第2話より (C)TBS

“危うさ”を散りばめる…高橋一生が見せた生々しい芝居


今作で高橋が演じる志村は、行き過ぎた捜査が問題視され、強行犯係から特命捜査対策班へ左遷された刑事。周囲から危険視されており、異端な存在であるということは、細かい所作の端々から感じ取れる。

特に第2話冒頭、キリコの口から殉職した元同僚・安野(平埜生成)に関する話が出た瞬間、志村の目の色がガラリと変わるのが分かった。額からは血管が浮き出ており、執念にも近い正義感を持つ志村の“危うさ”が、ストレートに伝わってくる。

一方で、キリコが移送された特別施設“民宿”でのテンポのいい2人の会話は、どこか肩の力が抜け、素の志村が見え隠れしていた。自分にだけ情報を開示するキリコの真意は見えずとも、ここまで彼女が話す情報に嘘が一度もなかったことも事実。キリコの手のひらで転がされながらも、2人は抜群のコンビネーションを発揮していく。

緩急のある芝居で視聴者を魅了する高橋に「怖いほど芝居がうまい…」「一生さんの表情にゾクゾクした」「物語に引き込まれる」「人間味溢れる演技だな」などの声が上がっている。